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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

専用挿入部分 そしてその先へ 

new grip
docking
molding

Alpha QX のシャフト形状は特殊です。 汎用エンドグリップの挿入部分は、概ね 26×16mm の長方形に整形されています。 QX のシャフトは、個体によって最大 1mm 程度くびれているので、市販品のエンドグリップを無加工で挿入するのは難しいと言わざるを得ません。 もし無理に押し込もうとすれば、シャフトが割れることもあります。

初手として、Alpha QX 用の挿入部分 と、私の旧作エンドグリップの握り部分を“ニコイチ”したエンドグリップを製作しました。 既に3つ複製して、実際に使っています。

一方、そこからメラメラと意欲がわいてきて、続けざまに 新作のエンドグリップ製作に取り組んでいます。 これまでのデザインが死んだわけではないので、旧作を母材にして、さらに素晴らしいエンドグリップが完成するよう作業を進めているところです。 そして今のところ、最高傑作が生まれる予感を確かに感じています。

勝手な話とはいえ、まずハッキリと申し上げておきたいことは、このような複製エンドグリップを作るのは メチャクチャ面倒 だということです。 それをはねのけて「作ろう」という気分になった場合は、「今すぐ使えるエンドグリップがほしい」という欲求を感じていることがほとんどです。 つまり、長々と作っていられないのです。 ある程度のところで終わりにして、スティックに挿して使いたい。 だから、私の旧作は全て妥協した成果物とも言えます。

その点今回のエンドグリップは状況がまるで違います。 それほど不満のないエンドグリップが既にあって、数も足りている。 それでいて、いよいよ最高の物を作ろうという気持ちも自然と充分。 そして製作技法も自分の中で成熟しつつあります。 テープ盛りやパテ盛り、小刀やヤスリによる整形、サフの使い分け、型取りシリコン、注型樹脂 ・・・全てが揃っています。 根気強く作業を続ければ、間違いなく過去最高のエンドグリップが仕上がるはずです。

2017/12/10 Sun. 14:52 | trackback: -- | comment: 0edit

リベット全交換 

copper rivets

故障してどうせホッケーができない状態なので、普段は敬遠するような道具の手入れをしています。 スケートのリベット穴をリューターで微調整しました。 鋲打ちは全て銅リベット。 ホルダーの取り付けが歪んでいたのも修正しました。

銅リベットを多用するなら、90度のロングノーズ・プライヤーを買っておくことを薦めます。 というか、持っていない場合、リベットを穴に通す作業だけで何時間もかかるくらい面倒です。 特に道具なしにつま先に銅リベットを挿入するのは不可能と言っていいレベルです。 Snap-On か Deen の物が一番曲げ先が長いと思います。

2017/12/03 Sun. 12:56 | trackback: -- | comment: 0edit

カスタムオーダースティック 第4弾 完結 

IMG_0307.jpg

今年の1月に注文した、私にとっては4回目のカスタムオーダー・スティック。 仕様確定の条件を聞くのに数ヶ月かかり、全然違う硬さの物が送られてきて、作り直した物がまたダメで再度作り直しとなり、最終的に9ヶ月以上待ってようやく注文書どおりの商品を手にしました。 長かったけど、ついに届かなかった3回目のオーダーよりマシ。 それに何より、私は今、自分の手の内にあるスティックにとても満足しています。 終わりよければすべてヨシ! なんなら明るい展望も有り!

残念ながら、このタイミングで左手首を故障してしまいました(もう全快目前ではあります)。 よって、まだ氷の上で使うことはできていませんが、シュート場で試打してみた感想としては超 好感触です。

過去3回の注文に使われたブレードパターンは、全て Roenick のプロストック・パターンを基に、私が手を加えた見本から金型を製作していました。 Roenick のブレードは、高校生から10年以上使い続けてきたことになります。 もちろんすごく気に入っていたからこその選択でしたが、私の打ち方も変化していますし、なにより、柔らかいスティックを使うようになったことで不都合が目立つようになりました

そこで思い切ってベースパターンを変更したのが今回の注文でした。 基にしたのは Phil Kessel  のパターン。 これは正直賭けでした。 もちろん、本当に文字通り、完全な博打だったわけではありません。 「ヒールカーブにトーカーブの要素を加えた物ならきっとうまくいく」という予想から決断しました。 そもそも、Kessel を研究するようになったのはシュートの理論がそっくりだったからです。 それがこんなにうまくいくとは想像していませんでしたが・・・。

それに加えて、どうやらこのスティック自体、私には非常に相性がよいのだと感じています。 具体的に言うと、Easton S19 の 65flex は、シュートは気持ちよく打てますが、ハンドリングやレシーブなどは凄まじく扱いにくいスティックでした。 それに比べて、こうして届いた Warrior Alpha QX の 60flex には、いちいちたわむような素振りはありません。 もちろん、基本的にはこうした挙動は torsionability ≒ねじり易さ とでも言うべき性能とトレード・オフの関係にあるはずです。 それは今後見極める必要があるものの、現時点では非常によくできたスティックだと思っています。

2017/11/26 Sun. 20:25 | trackback: -- | comment: 0edit

挿入部分の型取り 

taking mold inside of Alpha QX shaft

1月下旬に注文したスティックはま~~~だ届いてないわけですが、いざ届いても、即座に使い始められる状態にあるかというと微妙なところがあります。 グリップがないんです。 グリップは量産できるようになっていますが (参考記事: 『複製グリップ ver.1』)、Alpha QX のシャフト形状は従来の物に比べてつぶしが利きすぎている (参考記事:『Alpha QX のシャフト形状』) ので、挿入部分がどうしても合いません。 内形とあまりにも違いがあるようでは、ホットグルーの負担が大きくなりすぎ、すぐに割れ・剥がれにつながります。

そこで、Alpha QX のインサートになる部分を型取りしています。 かなり力技の型取り方法になってしまっていますが、パテの劣化が気になってちょうど使い切りたかったところだし、まぁいいかという感じです。 7~8cm とれたら中心に穴を開けて、グリップ部分と接合した物をさらに型取り。 インサート注型で量産します。

2017/11/19 Sun. 12:30 | trackback: -- | comment: 0edit