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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

4サイクルエンジンはマキタだけ(たぶん 

Makita EUB4250 engine blower

マキタのエンジン式ブロワー・EUB4250を購入しました。 庭掃除に使う予定です。 既に一台、コード式の電動ブロワーがあるのですが、機動力は低いし、風量・風圧も貧弱だし、やはりブロワーはエンジン式に限ります。
マキタ EUB4250は、数あるブロワーの中でも、私の知る限り唯一4サイクルエンジンを搭載しています。 他の物は2サイクルエンジンです。 このあたりの説明はくどいので省きますが、前者はガソリン燃料がそのまま使用可能で、後者は、ガソリンにあらかじめオイルを添加する“混合燃料”で働きます。 私は、混合燃料を使用することついてネガティブな印象しかないので、ぜひ4サイクルエンジンのブロワーにしようと決めました。
ブロワーを導入する主目的は、竹箒と庭、双方のダメージを減らすことにあります。 あまり認知されていませんが、竹箒というものは、“毛先”がなくなってしまうと著しく能力が失われます。 見た目に変わりがなくても、柔らかい毛先がなくなってしまえば葉っぱをかきだす能力がなくなってしまうのです。 石やアスファルトの地面を掃除すると消耗は特に顕著で、竹箒をヤスリで削っているようなものですから、太くて硬い“芯”しか残りません。 そのような竹箒を土の地面で使用すると、引っかき傷を作ったり、苔を傷めたりします。 掃除は毎日行いますが、行うほどに苔にダメージを与えるとは、本末転倒です。
ブロワーには、このような問題の軽減を期待するものです。 アスファルトや砂利が敷いてある駐車場をブロワーで掃除できれば、竹箒は土の上だけで使うように運用できます。 苔も潤い、剪定などに時間を回すことができるでしょう。 期待しています。

2017/04/30 Sun. 23:55 | trackback: -- | comment: 0edit

スピンドルユニットの注文 

長野県千曲市に新社屋を建設したばかりの、長野NTN社を訪問しました。 スピンドルユニットという部品を注文するにあたり、打ち合わせを設けていただきました。

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スピンドルユニットとは、動力の回転を作業部品に伝えるスピンドル(軸)を、高精度にユニット化した物です。 精度と耐久性が求められる部品ですが、市販されているスケート用の研磨機では、コストダウンのために簡素化されがちな部品でもあります。 メーカー製パソコンに付属するモニターや電源ボックスが安物なのと似ています。 逆に、そこを充当することで一味違う機械を組み立てることができるでしょう。
スピンドルユニットなどという物を、一般人が注文することはほとんどありません。 したがって、こうした部品を受注している会社の多くはBtoB すなわち企業に対してのみ門戸を開いています。 そもそも絶対数が少ない業種ですから、利益の出ない個人相手の取引をしてくれる企業を探すのは時間がかかりました。
そこで手を上げてくださったのが、長野NTN(エヌテーエヌ)でした。 メールの応対をして下さったのは社長さんご本人でしたし、打ち合わせ当日も非常に気さくに迎えてくださいました。 社長さんに加え、技術者さんも交えて2時間も時間を割いてもらいました。 本当にありがたいことです。

打ち合わせの中では、おおまかな使用環境をご説明し、設計上必要となる特殊な要望を伝えました。 動力の回転数、砥石サイズ、ベアリングユニットの固定方法の希望などです。 そして、私から思い切って提案をしたのが、動力の伝達方法に磁性カップリング(参考:『磁性カップリングの有用性』)を使うことです。 長野NTNでも初めて使うそうですが、推薦させてもらいました。
スピンドルユニットが完成したら、次は定盤。 その後定盤架台。 各種治具。 という流れで、年末くらいには研磨機として使える状態になってくれたらいいなぁと思っています。
2017/04/23 Sun. 23:39 | trackback: -- | comment: 0edit

Blademasterの定盤形状 



この動画は、Blademasterのトリプルステーション級研磨機からフィニッシングヘッドを取り外す解説動画です。 フィニッシングヘッドとは、グラインダー部分のユニット部品。 モーターや砥石アーバーがセットになっており、これだけで2~3000ドルします。 注目してもらいたいのは、動画の1:45頃。 フィニッシングヘッドが取り外された場面で確認できる、テーブルトップの形状です。

無題

Blademasterのテーブルは、このような形状に切り欠きされているのですね。 モーターと砥石の間が細くなるよう設計しておいて、切欠き形状を通過できるようになっています。 そして、裏から4ヶ所をボルト留めする。 最後は裏蓋を付けて終わり。
私は、そもそも自分の研磨機には石定盤を使うつもりでいます。 金属製定盤で表面精度6μm以内という条件を満たすためには“鋳鉄定盤”である必要がありますが、切り欠きなどの造作はできません。 金属定盤でこのような切り欠き・穴あけ造作を行うなら、どうしても薄板形状になってしまいますし、超一流の定盤メーカーでも精度10μmが限界で、お値段も400×600mm程度の大きさで40万円近くになります。 なおかつBlademaster等がテーブルに使っているのはステンレスですので、およそ「定盤」とは呼べない状態です。
Blademasterも、その点について少なからず思うところがあるのでしょうね。 直接お目にかかったことのある人はほとんどいないと思いますが、最上位モデルにはグラナイトの石定盤をあしらった物があります。

2017/03/19 Sun. 16:24 | trackback: -- | comment: 0edit

磁性カップリングの有用性 

2つの異なる部品を連結し、回転を伝える“継ぎ手”をカップリングと云います。 近年、磁石の力でこれをまかなって、部品が触れ合っていないのに回転を伝えられるよう工夫した磁性カップリングという物が開発されました。 まだ一般的とは言えませんが、私が設計中の研磨機にこれを使用することにしました。


直接締結されていないというのに、動力であるモーターの回転が伝えられ、見事に動作しているのが見てとれます。 このようなカップリングが開発された背景には、粉塵や衛生など、様々な環境的課題を解決する目的があったことでしょう。 しかし、スケート靴の研磨機にそのような高い要求はありませんし、私が設計中の機械も同上です。
まず第一に、組付けが簡素化できること。 第二に、減振効果が期待できること。 私が磁性カップリングを使う理由はこの2つです。 固定しないのだから、締結作業は必要ない。 触れ合っていないのだから、振動も伝わらない。 もちろん芯出しも必要なく、1mm以上の単位で位相がズレていても機能します。 こうした特徴は、本来の開発意図とは直接関係がないのでしょうけども、素人が物づくりをするにあたってたいへん価値あるものだと思います。

2017/03/12 Sun. 21:13 | trackback: -- | comment: 0edit