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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

いっそ深穴シムで代替したい 

patted inside diameter

トレンクルのシートチューブ その上端です。 見えるでしょうか。 “ワリ”の入っている部分が二重になっています。 純正ピラーに打刻された数字はΦ28.8mm ですから、シートチューブの内径も、もちろんそれに対応しているはずです。

素人計測ではありますが、この車体のシートチューブ外径はΦ34.2~6mm。 パイプの肉厚が1.4mmでしたので、内径はΦ31.4~8mm ということになります。 これだけ内径がガバガバなのにΦ28.8mm のピラーが使えるのは、写真にあるように、部分的に内張りして内径をかさ増しているからです。 シートチューブの全ての区間でピラーと接触するようでは、折りたたむ際の抵抗が大きすぎます。 そのため、ピラーに対応する内径はシートチューブの上端のみとし、その他大部分はピラーと接触しない大きめのパイプにしておくのが、折り畳み自転車の一般的な設計となっています。 問題はその長さです。

正確な計測はできませんでしたが、内張りが“ワリ”の部分で終わっているのは目視で確認できます。 スリットの長さは 40mm。 つまり、このトレンクルにピラーを挿して、サドルをどんな高さや低さにしても、ピラーを4センチしか挿していない状態で乗っているのと同じです。 折りたたみ自転車のピラー飛び出し量は、一般的な自転車のそれとは比較にならないほど長い。 ロード用ピラーでさえ 60mm 以下の物は少ないですし、一般的には 100mm ある物だって珍しくはありません。 それが、ピラーが 400mm 以上飛び出す折りたたみ自転車において、たったの 40mm とは・・・。

ピラーの固定が甘くなるのは、トレンクルの不具合としてまま見られると聞きます。 その場合は空き缶を切ってシム調整するのが定番です(これはロードレーサーでも一般的)。 しかし、そもそも設計としてあまりに攻めすぎている感は否めません。 せめて前方だけでも 80mm 以上の規定内径にした方がよかったのではないでしょうか。

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2017/09/17 Sun. 20:14 | trackback: -- | comment: 0edit

折りたたみ自転車の価値が高まった? 

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唯一トレンクルと迷った、Bike Friday の Tikit。
残念ながら昨年から今年にかけて廃盤となった。

“折りたたみ自転車”って、基本的にかっこいいものですよね? だって、畳める自転車ですよ。 普通の男子なら一度はあこがれるものです。 私だってそうでした。 しかしながら時が経つにつれて自転車というものがわかってくると、設計上の高い障壁を突破するために様々な犠牲があることに気づいてしまい、マイナス面ばかりが大きく見える ようになってしまいました。

折りたたみ自転車への“高まり”は、今でも定期的にやってきます。 ・・・が、ものの10分も考えていると (・ω・`) 。o(やっぱいらんか・・・) という気持ちに落ち着いてしまい、ついぞ購入するに至りませんでした。

それがなぜ心変わりするに至ったのかというと、今夏にかけて物流業界で大きな変革があったからです。 もっと直球表現をすると、ヤマト運輸が料金やサービス内容を見直すまでに至り、同社の大型貨物輸送サービスであったヤマト便で自転車を発送できなくなったことが挙げられます。

例えば、今年2月に知人を頼って長崎へ旅行した際には、ヤマト便を利用してロードバイクを送りつけ、現地で自転車観光を楽しむことができました。 料金は片道2000円くらいだったように思います。 梱包という手間はありますが、飛行機輪行に比べれば自転車が壊れる心配も格段に低く、国内で自転車を伴って移動する人の多くがヤマト便を利用していました。 ヤマト便がなくなった今、自転車を輸送するのに便利なサービスはほとんど見つけることができません。 それほどにヤマト便は優れたサービスだったのです。

このような状況の変化を経験し、私にとって今まで以上に折りたたみ自転車の価値が高まりました。 そこでトレンクルを購入したというわけです。 「なくても困らないや」から、「なくちゃ楽しめないかも」へ、気持ちの変化があったということです。 旅行先で徒歩のアシストをしてくれる折りたたみ自転車があるとないとでは、旅行のありようが大きく変わります。 都内においても、様々なかたちで有用性がありそうです。

2017/09/10 Sun. 12:37 | trackback: -- | comment: 0edit

トレンクルがやってきました 

Panasonic Traincle

Panasonic のトレンクルを購入しました。 オークションで8万円程度。 フォークは曲がっているし、フロントハブの玉あたりもガタガタ・ゴリゴリ。 他にもいろいろおかしなところがありますが、初めて自分で買った折りたたみ自転車です。

この車体は、いわゆる“初期型”と呼ばれる物。 いちばんの特徴は、ハンドルポストが左手前に折れて、フレームとフレームの間に挟まるかたちで折りたたみが完成することです。 Dahon かどこかに指摘をされて以降、現在では右手前に折れる設計へ変更されました。 実際には、左折れだろうと右折れだろうと、折りたたみサイズにほとんど差はありません。 ただし、ブレーキレバーなどの突起物が内側に隠れるという点で、やはり初期型の左折れポストはストレスが少ないと感じます。

98年頃に発売されたトレンクルですので、既に20年近いロングセラー・モデルです。 もちろん喜ばしいことではありますが、それだけ設計が古い証拠でもあります。 現在では、トレンクルとほとんど変わらない軽さの折りたたみ自転車が 5万円程度で当たり前のように販売されており、細部もよく考えられていて、それらは良くも悪くも 大量生産という環境で実によく洗練されています。

それでも私が「よし買おう」と思うことができたのはトレンクルだけでした。 この自転車ならカスタマイズに投資しても満足できる・長く使っていくつもりになれる と感じたのが決め手でした。 各部の造詣はもちろんのこと、チタンという素材にはそういう価値があるのかもしれません。 この車体はほとんど“改造ベース”と思って購入しましたので、今後は、おそらくフレーム以外に純正品は残らないというくらい、手を加えることになると思います。 ゆっくり進めていきますね。

2017/09/03 Sun. 12:16 | trackback: -- | comment: 0edit

治具のための治具 バーの固定治具 

original skate holder jigs 2nd lot

研磨機の治具の追加発注分が届きました。 今回の分は、特に両側2つのT字形治具を追加するにあたって、既に製作済みであった何点かの部品を作り直しました。 白状すると、それも少しうまくいかなかったところがあるので、いずれ対策を講じなければいけません。

これらの治具を利用することにより、わざわざ独自設計したスケートホルダーに ようやくラナーやプロファイルバーを取り付けることができるようになります。 むろん、それを機能させるためにはさらにいくつかの治具が必要になるので、まだまだ実用には至りません。 しかし少しずつ前進していることは間違いなく、こうして制作物を手に取ると、少しずつ実感が湧いてきます。

「うまくいかなかった」のは、具体的にはT字形治具の固定です。 ほんの少しですが、浮き上がってしまいます。 アリ溝加工のようなことをすればうまくいく実績があるということは承知しているのですが、そうするとすごく高くつきます。 なんとか、簡潔な設計のままピタリと固定できる方法を考えているところです。

2017/08/20 Sun. 12:59 | trackback: -- | comment: 0edit