06 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 08

実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

引っ張ったら割れそう 

Schmolke.jpg

昨今の自転車業界では、実に優秀なパーツがたくさん生産されています。 昔だったら命を削らないと手に入らなかった軽さも、その他の性能を犠牲にせず、両立する状態で達成している商品が今ではいくらでもあります。
そんな世の中では、かつて“飛び道具”で名前を売った会社は存在意義が微妙になってきています。 AX Lightnessなんてその典型です。 最近じゃフレームを作ってますが、大して軽いわけでもないし・・・。 はっきり言って迷走していると思います。

そんなイケてない軽量パーツメーカーの代表 その2だったのが、Schmolkeです。
しかし、Schmolkeがすごいリムを出してきたんですよ。 それが画像のTLO30!
リムハイトが30mmで、リム幅25.4mm。 フロント20Hの、リア24H。 推奨されるタイヤサイズは25C以上で、保証体重は100kg。 そして重量が1本270g。 さらに、1本の価格が約590ユーロ。 しかもこの価格、VATを含んでいるので日本から購入すると20%ほど安くなり、結局1本480ユーロ程度になります。 今のレートでは5万4000円くらい。 2本ペアで買ってもEnveリム1本の国内価格と変わらないわけです。

もうね、命いらないよ感がすごい。
常識的に考えて、強度的にも充分で、これだけ軽くて、半値でリムを作れるカーボン技術を開発したら、とりあえず「こいつらすごい技術革新したんじゃね?」ってバレるまで他社と同じ値段で売り続けて儲けまくりますよね。 普通。 バレたら値下げする。 いきなり半値ってことは(日記はここで途切れている

2016/10/02 Sun. 09:57 | trackback: -- | comment: 0edit

グリップエンドの複製 

高校生の頃から一貫して同じ形状のエンドグリップを差し込んで使ってきたわけですが、このようなエルゴノミックな形状の物体をフリーハンドで同一に加工するのは不可能に近いわけです。 ニンゲンの手は非常に繊細な感覚を備えており、仮に0.5mmでも充分感じ取る能力があります。 (むしろ「感じて“しまう”」と言うべきかもしれません)

かねてより、エンドグリップを全く同一に複製することができないだろうかと考えていました。
私は平生からスティックを3本持ち歩いて、それぞれ7mmずつ違う長さに切断しておき、その日の調子に合わせて選ぶようにしています。 エンドグリップの丸みが少し違うだけで不必要な感覚的要素が加えられてしまい、純粋にスティックの長さだけで道具を選ぶことができません。
会社に依頼して作ってもらうのも考えましたが、初期費用として10万円かかるということで断念しました。 この価格は決して高額ではなく、むしろ非常に安価であったことは明記しておこうと思います。 3Dスキャンしたデータを修正し、さらに切削パスを作成して、おそろしく高額な電子制御切削機で加工するのですから、20万円くらいしても不思議はありません。 しかし、エンドグリップに10万円かけるというのは、単純にもっと他に使いみちがあるだろう と思ってしまいました。


無題d

そこで閃いたのがこの方法。 これが世間一般で広く用いられている手法なのか、何か専門的な用語が命名されているのかは知らないのですが、知人は「自分の造語である」と前置きした上で、インサート注型と呼んでいました。

芯材となる部分は従来通り木を使います。 山桜やタモといった木材で充分です。
それをシリコン型の内部にセットしたら樹脂を流し込み、手で握る部分の外的形状を複製するようにします。 これで強度的にも問題がなく、安価に、必要な時に複製が可能でしょう。
樹脂には接着力がありますが、芯材には数カ所穴を設けておいて、構造的に固着するようにするつもりです。


2016/07/24 Sun. 11:14 | trackback: -- | comment: 0edit

Simmonsへ足型を発送 

DSC03906   DSC03907

フロリダの製靴工房・Simmons Racingに向けて足型を発送しました。
足型はそれぞれ採り方の異なる2種類で、最終的にどちらを選ぶかは、足型の実物を見たSimmons側の意見を聞いて判断するつもりです。 靴に限ったことでなく、型取りをして制作するような何かに“味つけ”をしたい場合、どのようにそれを成すかが悩みの種です。 型取りした後で造形を施すか? それとも型取りの環境そのものを方向付けるか? 少なくとも今の私は後者を支持しています。
このような靴を作る際、どのような型取りをするかによって、作られる靴の方向性は大きく変わります。 私は今回、やや柔らかい施術台の上に型取りブースを設置し、①脚の自重のみでふわりと採った型と ②しっかりと体重をかけて足裏を強調した型 の2つを用意しました。 現在の私は後者で靴を作ってみたいという気持ちが強いですが、そのような型取りは往々にして歪んだか型取りに陥りやすい傾向にあると感じているのもまた事実で悩んでいます。
特に、かかとから土踏まずを経て拇指球までの大部分には、軟骨はあっても関節がありません。 それに対して拇指球より先には指の関節があり、床が柔らかければ柔らかいほど、指だけが取り残されてしまいます。 程度が過ぎれば指先が妙に上向いた型取りになってしまうということです。 それは私の本意ではありません。
私は完全にフラットか、むしろ指先が下を向いているくらいの靴がほしいと思っています。

他にもグラフィック等指定する仕様書のようなものを同梱し送り出しました。 日本の郵便局が扱うEMSは非常に優秀です。 関係があるのは重量だけで、指定された大きさに収まっていれば箱の大きさや些細な目的地の遠近で料金を左右しません。 フロリダまで5000円ちょっとで送ることができました。
通常は1ヶ月と少しで完成するそうですが、7月にトラック競技の世界大会があってそこへ出張するそうです。 なんやかんやで3ヶ月くらい待つのではないかな、という見通しです。
2016/07/10 Sun. 18:43 | trackback: -- | comment: 0edit

正体不明のバイクサイズ 

自転車のセッティングを数値化するための器械は古今東西様々な手法と道具が存在しますが、それぞれに特徴と長所・短所があって「これさえあれば全て解決!」とはならないのが煮え切らないところです。 先に断っておくと、別にこの記事でも「煮えきりました!」という何かを提示するわけではありませんw

自宅で手軽に・・・というと、やはり代表的なのは錘を使った垂線を利用してメジャーで計測とか、最近ではレーザーレベルなんかも使う人が増えてきました。 しかしながらこれらは安定させる(環境の再現)のが難しいという一面があり、お手軽感がイマイチであるのと、やはり1mmにこだわってポジション調整をしている人たちであれば、「誤差は1mmと出てないぞ」という確信を持って計測したいですよね。
グランツールを走るプロチームのメカニックはどうしているのか見てみると、最近では専用の計測治具を使っているところがほとんどです。 色々な形式があるのですが、本当にざっくり分類すると、①ホイールを自転車から外して、フレームの車軸芯を水平基準に計測する タイプと、②ホイールを装着したまま計測し、走行状態の自転車の水平を基準に採寸する タイプの2つが存在します。

最初に申し上げたとおり、どちらが良いかというのは一概に言えません。 フレームを基準に絶対的な数値を調べたい時もあるでしょうし、走行時と同じ条件で計測したいと思うのも理解できます。
IMG_0926.jpg 右の画像は、Orica-Green Edgeのメカニックが昨年のツールで使用していた計測器です。 ②番のタイプです。 私の今の心境からすると、自転車をそのまま載せることができて、走行時のセッティングが採取できるこの形式がベストです(①番のタイプも、それはそれでほしいな・・・なんて思うのですが)。

この計測器を初めて見たのは、確か、同じくツール出場中の新城幸也(当時Europcar所属)がメカニックに調整をしてもらっている写真だったと思います。 同じメカニックの人がチームを渡り歩いている・・・という見方もできるかとは思いますが、おそらく複数存在しているはずだから手に入る余地はあるはず と考え、「この計測器はどこの会社の物なんだ!」と検索し始めました。

ところが全くたずね当たらない。 このインターネット万能時代に一切名前が出てこないなんて異常です。 そうしていたところ、知人から「これと同じ物が都内のお店にあるよ」と教えてもらいました。 そちらのホームページを見てみると、確かに同じ物を使って計測サービスを提供しています。 おそるおそるメールで問い合わせしてみたところ、店主がイタリアでメカニックをしている頃に、仲間内で同国内の会社へ特注した物だとのこと。 つまり市販されていないし、“販売会社”というのも存在しないわけです。
そうとわかれば踏ん切りはつきます。 少しデザインは見劣りしますが、いつか時期がきたならば、同じくBici Supportから今年新発売ということになったArt. BS172を買うことにしましょう。


get-your-size-bicisupport.jpg

先に紹介した特注品の計測器では、ハンドル等のセッティングは測ることができません。 BS172にはこれが備わっていますから、その点でも私の希望を満たしています。 自転車からホイールを外すことなく、そのまま測定器に載せて、BBの芯を出して、サドルとハンドルのセッティングを採ることができます。

2016/06/11 Sat. 13:53 | trackback: -- | comment: 0edit

言い出しっぺのくせに行動が遅い 

t47-group-close.jpg

現在乗っているアマンダもPF30からT47規格へコンバートしたいなと思い、その手配をしているところです。 M47の刃物を持っているところなんてほとんど見つかりませんから、無論、そちらはそちらで易しくない話ではあるのですが・・・。

そもそもT47のBBを売ってるお店がないぞ?という問題に気づいてしまい、探し始めました。 本当にない。 全然ない。 Fair Wheel Bikesとかr2とか、そのあたり大好きそうだしきっと売ってるだろ!と思いましたが・・・ない。 全然売っていないんです。 結局1店も見つかりませんでした。
それで各所にメールしてみたんですが、まず、そもそもChris KingがまだT47 BBを市販していないことが判明。 何をちんたらしているんだKing・・・。 昨年晩夏くらいにはT47は発表されていたし、既にArgonautなんかがT47のフレームを売っているし、おそらくそこにはKingのBBが付いていたと思うんですが、市販をしていないということでした。 「じゃあいつになるの?」と聞くと、「多分今年の終わりくらいかなぁ」という、あやふやで全く遅すぎる見通しを頂戴しました^q^
「こりゃ、自分がT47コンバートをするのも今年中は難しいかな」と思ったところでしたが、Enduroからも返事がきまして、こちらはなんと「既に売ってるよ」とのこと。 なんと!? 確かに直販しています。 それも、単に24/30mmのアクスル径で1つずつ・計2種類ではなく、30mmの各種独自規格に対応する為の幅広サイズも加えています。 当然ながらベアリングは鉄とセラミック両方用意。 素晴らしい。

ということで、日本全国15万人のT47コンバート予備軍の皆さん。 買うならEnduroのBBです。

2016/06/05 Sun. 13:00 | trackback: -- | comment: 0edit

PF30の上位互換 

engin-cycles-T47-new-threaded-bottom-bracket-standard-2016.jpg このブログの検索キーワードで常に上位に入り続けているのが、「BB30」などのボトムブラケットに関する記事です(何年前のだ!)。 昨今の規格乱立で本当にわかりにくいです。 そして久しぶりにBBについて書きたいと思う物が出てきました。 新規格・T47です。

I've been choosing some standards accoding to placing importance wide compatibility. Also T47 is one of the best.
-- 続きを読む --
2016/02/21 Sun. 11:43 | trackback: -- | comment: 3edit

これが届いたら俺、楽しく自転車に乗るんだ・・・ 

12631389_1152721708073080_8643643777357821736_n.jpg

おそろしく久しぶりの自転車ネタ!w 5ヶ月前、型どりして注文したSierraから「制作に入る」と連絡があり、2日後に完成品の写真がきました。
そもそも、納期は昨年12月中だったわけですけれど・・・。 それはいいとして、1月15日も過ぎて送られてきたのが「これから制作に入る」ですからね。 たまげましたよ。 まだ作ってないんかいと。 そして「いやいや作り始めたら1日でできちゃうから」って。 そしてその通りにできてしまうって。

しかしここで問題が。 私がカスタムシューズを注文する理由2つは、どちらも絶対に外せない条件です。 まず上向きに生えた親指の爪が天井に当たり続けることで数時間後には痛み出す それを解決する対策。 そしてAdam Hansenのようにクリートを土踏まず付近
に取り付けることのできる特殊なマウントを設置すること。 前者はきっちり施工されていたようです(初見時、私にはこれも無視されているように見えました)。 しかし後者は伝わっておらず、普通の位置にクリートマウントが付いていました。
それではカスタムシューズを注文する意味がない ということで猛然と説明しまくったところ理解が成され、修正されることとなりました。 これも1日でできてしまうご様子。 普通のクリート位置でできあがってしまっている靴に、ミッドクリートポジション用のクリートマウントを後追いで施工し直すのは素人考えにはものすごく無理があるように感じますが、あくまで修正でいけるそうです。

2月初旬には受け取れるでしょうから今から楽しみです。


2016/01/31 Sun. 00:12 | trackback: -- | comment: 0edit

君に虹を描く権利はあるか 

2dA0150630201649.jpg

Sierraのデザインを決めて送付しました。
クロージュアシステムは、一番上をベルトバックルにして、その他中段・下段をBOA的なアレにします。 本当は、一番上のバックルも、SiDIのワイヤーインステップみたいな形式を使うのがカスタムオーダーシューズにとって最も利便性があると思うのですが。 というのも、バックル締め付け機構部の角度を出すのに皆苦労するからです。 紐式なら角度は考えなくていいですからね。
カラ
ーリングは、基本色を白として、ロゴやマークをゴールドで入れてもらうことにしました。 かかとに入っている海賊印がSierraのマークです。 まだアルカンシェルを入れる権利をSierraが所有していれば、ワンポイントで入れてもらうつもりです。

今ギリシャでアレな感じのユーロですが、Sierraの注文価格もユーロ建てなんですよねw 一気に10円くらい安くならないかなぁ()

2015/07/02 Thu. 11:25 | trackback: -- | comment: 0edit

フランスへ飛んでけ 

a_20150629212907e6b.jpg

昨日、Sierraで靴を作るための型取りに再挑戦しました。 前回はドイツから輸入した20cm幅の石膏包帯でチャレンジしたのですがうまく固まらなかったので、今度はSTS社のモールディングソックスを使ってみました。 Bontが使っているのもこれですね。

結論から言って、今回はきちんと固まりました。
成功か?と言われると、それはどうなんだろうと思うところもあります。 母親の手でやってもらったのですが、当然ながら完璧な施術とは言えなかったと思います。 もし私が施術者なら!w

残念ながら、型取り中の写真はありません。 そんな余裕はなかったですw まず、モールディングソックスをパッケージから取り出しますが、肝心の靴下自体はさらに薄いフィルムに包まれて手のひらサイズまで縮小されているのです。 それを取り出さなければいけないのですが、接着剤のようなものでベトベトとくっついていてかなり手間取ります。 ゴム手袋をしたままでは間違いなくできない作業だったと思います。
フィルムをきれいに除去したら、靴下を水に浸してまくっていき、指先から履き、足首以上の高さまで進めてシワを伸ばしてゆきます。 先に2ヶ所に切れ込みを入れ、ゴム手をした状態で足をしごいたりもんだりして靴下の内部と密着させます。 石膏包帯とくらべてずいぶん早く硬化が始まり、発熱もはっきりと感じられます。
ほどよく硬化したところで足の甲を切り開き、引き開いて足を抜きます。
ちなみに床材には柔らかいバスタオル3枚重ねを用いました。 SierraからSierra独自のS字アーチを購入してもいたのですが、私の目指す靴のためにこのような型取りで靴を作りたいと思ったので、敢行しました。


私がカスタムバインディングシューズを注文する理由は主に2つ。 ミッドフットポジションに対応した特殊なクリート位置の靴が欲しいこと。 そしてヒートモールドでは対応できない身体的特徴により長年痛みを感じてきた部位に対策を施すためです。 今回の型取りは手放しに「最高だ! 完璧だ!」と言える内容ではなかった と書きましたが、それでもおかしかったというわけではありません。 むしろごく普通に型取りができたと思います。
カスタムシューズというのは前述するところのヒートモールドでは対応できない悩みを解消するために行うのが冷静な判断だと思います。 そうでなければ、完全なる“現物合わせ”であるヒートモールドを超えることはそもそも難しいことなのです。
私はそのような観点から、今回作る靴が実際のフィット感においてはヒートモールドに及ばなかったとしても、その次元を超えた目的を達成できるであろうと考えています。

2015/06/29 Mon. 21:30 | trackback: -- | comment: 0edit

10年越しの 

Lezyne pump and Hirame head


この1ヶ月死ぬかと思いました。 明日からようやくそれなりの日常に戻れるかな? ホッケー、もう3ヶ月以上してないです_(:3 」∠)_

写真は、新しく導入したLezyneのポンプ。 3本がある3階と、玄関に1つずつないと不便だと思い購入しました。
まぁこのポンプ自体は割と昨年末くらいから買ってあった物なんですが、これ用にヒラメのポンプヘッドを買いました。 それもまたほぼ同時期に購入してとってあったんですが、なんとも手が進まずそのままにしてあったのです。 ようやく取り付けました。
これまでも10年以上ヒラメの口金は使ってきたんですが、縦カムでした。 今回は横カム。 使いやすすぎてビックリしました。 縦カムはヒラメといえども口金の最奥までバルブを突っ込まないと空気が抜けますが、この横カムは先っちょだけでしっかりとグリップして一瞬で空気を入れることができます。 はやく買えばよかった/取り付ければよかった
2015/05/31 Sun. 23:47 | trackback: -- | comment: 0edit