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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

いいかげんやめてもらいたい 

076_20100121130053.jpgネタに困ったので大して必要もない記事を書いてみようと思った。
去年からずっとフレームを検討し続けていますが、また1つ魅力的に思えるフレームが出てきました。 大切なのは、私のポジションが出せるフレームであること。 最近は特に、シート角が73.5゜以下であることを重視しています。

BMC Team Machine SLR01.


私が今使っているケルビムのシート角は、73.5゜。
シート角というのは、一般的にフレームサイズが小さくなればなるほど、73.5゜→74゜→74.5゜と傾きを増していく傾向があるのですが、少なくとも私の場合はそのような立った設計をされると、あからさまにセットバックしたシートピラーでも使わねばポジションが出ません。 これは私が使っているConcor Lightというサドルのレールがやや後ろ寄りに位置していることも、大きく影響していることは否定できません。 しかし、近年流行しているインテグレーテッドピラー・・・もしくはそれに準ずる専用シートピラーの多くが、ほとんどセットバックのない物ばかりになり、もはや「ピラーで後退させればいいじゃない(´・ω・`)n」は通用しなくなりつつあります(あと見た目にもあまりいいとは言えない)。
そこで、せめてシート角は73.5゜以下であるフレームを探すようになりました。

さんざんこのブログで取り上げたBH G5の先祖・G4などは、大から小まで全てのフレームサイズでシート角が変わらない設計でした。 そういう設計思想が、純粋に機能・性能を目指したものであるのか、あるいは商業・工業・生産的な背景から影響を受けてしまったものなのか ・・・それは私には分かりませんが、とにかく私にとっては都合がいいのです。
例えばCerveloのロードフレームは、多くのモデルとサイズに渡って73゜でシート角は固定されています。 R3 SLのサイズ61を買っても、S3のサイズ48を買っても、どれもシート角は73゜なのです。 ただし、サーベロが私の候補たりえないのは、あまりにもホイールベース(フロントセンター)が短すぎるためです。

090.jpg このような設計のフレームは他にもほんのいくつか知ってはいるのですが、その中で良く映るのが、BMCの2010年モデルであるTeam Machine SLR01です。
BMCの売りと言えば、あの独特の設計とアルミ+カーボンのハイブリッド構造だったと思います。 しかしこのモデルから満を持してフルカーボンとなり、市場の注目も集まっています。 BMCのフレームはBMC Racingというコンチネンタルプロチームに供給されるのですが、キャンプでは多くの選手が3rdモデルに乗っていて驚いた人も多かったようです。 しかしあれはあくまで「練習用」フレームであって、おそらくツールやその他の大きな大会では、せめて2ndグレードのフレームに乗り換えると思いますよ。 だって3rdグレードのフレームでそんな露出の多い大会に出るということは、そのまま「うちのスポンサーのフラッグシップ使えねぇーんだわ^ω^;」とふれ回るようなものです。 ましてやハイブリッド→フルカーボンという大きな変化を遂げた時節にそんなことをしたら、セールスがふるわないこと間違いありません。
余談ではありますが、BMC Racingは今年アメリカチャンピオンのHincapieを新たに迎え、さらにBallan、Evansという'08・'09のアルカンシェルが在籍しています。 グランツールでもその名前が聞こえることを期待しています^ω^

SLR01の主な特徴です。
  1. 73.5゜固定のシート角

  2. 専用ピラー
    015_20100121130646.jpg インテグレーテッドピラーではないが、専用のピラーしか付かない。 シートチューブが四角形なのでそもそも丸形や扁平形状ですらないし、もし入ったとしてもノーマルステム(クイルステム)と同じ引き上げ棒を使って固定するため、フレームにシートバインダーを付ける用意がない。 つまり未来永劫このピラー以外付かない。
    インテグレーテッドピラー、あるいは専用ピラーと聞いてしかめっ面を隠せない人は多いはずだ。 なんてったって使いにくいことこの上ない物が多いから。 しかしこのピラーに限っては心配無用だ。 某有名海外自転車情報サイトで年間最優秀ピラー(笑)に選ばれるほど、このピラーは秀逸に作られている。 引き上げ式の固定方法は内部にラチェットが入っているらしいので、想像とは違うようだ。 さらにヤグラの調整も、
    Fi'zi:k Cyranoと同じ形式らしく、非常に容易に行うことができる。
    問題なのは例によってゼロオフセットであること。 画像を見れば分かる通り、シートチューブの直上にヤグラがあると思って間違いない。 正直言って、このピラーで私がポジションを出せるとすればもはやアレしかない。
    またピラーの途中がくびれているため、ピラーは最低でもヤグラ(レール)中心までの距離で137mm出さなければ使えない。 従って、最低サイズのフレームと組み合わせても合わせて612mmより上にサドルを乗せてポジションが出る人でなければSLR01は使うことができない。 私は本当にミリ単位ギリギリ。

  3. BB30採用

  4. 上下異径ヘッドセット

  5. 特殊設計のリア三角
    021_20100121130909.jpg 1つには、チェーンステイは極太でシートステイは極細という最近の流行を取り入れている。 シートステイの細さは凄まじいくらいのものがあり、それこそCervelo R3 SLといい勝負で、むしろ細いかもしれない。
    もう1つには、その細いシートステイのシート集合部分を下方へずらし、さながらキャンピングフレームのように設計してある。 これがおそらく大きく影響し、聞くところによるとおそろしく硬いフレームになっているらしい。 それが好きという人もいれば逆の人もいるだろうし、好みの分かれどころとなりそうだ。

主なものと言えばこんなところです。 フレーム設計に関しても、あるいはフロントフォークに関しても、BMCは一目見てそれと分かる特徴的なフォルムを持っていますので、そこは特に書きませんでした。 正直○×△テクノロジー!とか言われも「そうですか(´・ω・`)」で終わってしまいますものね。 カーボンの質がどうのこうのという話も確かに特徴として挙げられるのかもしれませんが、吉野家の牛丼はあの肉だからうまいんであって、霜降りの松阪牛で作ったらさらにうまいかと言うと、そんなのクドくて食えたもんじゃありません(いや、食べたことはないですけどね?)。 適した素材を適した場所に配してくれればそれでいいと私は思っています。 そしてそれは乗ってみなければ分からないし、乗った人の感じ方次第だと思います。

個人的に気にかかるのは、やはり乗り味が硬いということ。 そもそもそんなに距離を乗らないので、硬くてもいいはいいんですが、体に障るような硬さだったらさすがに気が滅入ってしまいます。 「乗りたい」と思える自転車であることは、トレーニングかつ趣味として乗っている私にとっては非常に重視せざるをえないポイントです。
しかしながら硬さ故に加速性能はとても優れているらしく、ガンガン進んでくれるようです。 これも都会でストップアンドゴーの多い私にとっては非常に興味のあるポイントです。
036_20100121130215.jpg 最後に1つだけ主観的なことを書いておくと、このフレームは小さい方が映える数少ないフレームだと思いますw フレームサイズがあまりに大きいと、下方に設計されたシートステイとシート集合部分がなんだか不格好に見えるんですよね。 逆にフレームサイズが小さいと、トップ-シートチューブの補強とシートステイが一直線のように見えてなんだか様になってます。 この画像は、代理店であるフタバ商会へ問い合わせをした際、ちょうど運良く入荷した最小サイズの物を親切に撮影して送って下さったものです。 ちなみにこれだとリアブレーキへのケーブルルーティングもスムーズになりそうな予感がします。
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2010/01/21 Thu. 13:10 | trackback: -- | comment: 0edit

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