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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

ピリッとしまる水平線 

asdf.jpgステムはポジションを出すのにとても重要なパーツですが、同時に自転車全体の外観にも影響するパーツです。
昔は5mm刻みで用意されていた物が、いつの間にか10mm刻みしかなくなってしまいました。 それと同時に減っているバリエーションがもう1つ。

Find out
73 degree stem!


ステムというパーツはけっこう特殊なパーツでして、自転車の中では珍しいただカーボンにしただけでは軽くならないパーツの1つです。 ヘタにカーボンなんて使おうものならアルミより重くなること必至です。 またハンドルとステムを一体形成しても大して軽くならなかったりして、なかなか奥の深いパーツです。
ノーマルステム(クイルステム)の時代はよく5mm刻みでサイズが用意されていたんですが、今では5mmなんて望むべくもありません(´・ω・`) 10mm刻みどころか、なぜか80mmがなくて70mmの次が急に90mmになったりするラインナップも複数の会社で見受けられます。 そうする意味は全く分かりません。 むしろ小さいサイズこそ長さが敏感に影響するのだから、90mm以下だけ5mm刻みにしてもいいくらいだと思います。 まぁ需要がないので仕方ないですけどw

用意される長さの細やかさもさることながら、最近減ってきたのが73゜のステムです。 ステムの角度にはだいたい84゜と73゜の2種類がありますが、今はほとんど84゜の物ばかりです。
2つの角度は何か規格で決まっているわけではなくて、みんなが「だいたいこんなもんでしょ?」と思うバランスで採用されています。 物によってはこれらの角度とは違う物があったりしますが、ロード用の、それもトップレンジに近いモデルでこれに準じない角度を持ったステムは間違いなく少数派です。
おそらく誰もが外人選手のような100mm以上の長いステムが使えたらかっこいいだろうと思っているでしょう。 しかし170cmに満たない私には、到底実現不可能なことです。 何度か書いたことがありますが、私の理想は 1.少し大きめなフレームを使ってホイールベースを確保しつつ 2.短いステムでポジションを出す というものです。 またサドルの後退がかなりあるポジションなので、その分さらにステムは短くなるでしょう。 そのような理由から、私が必要とするステムの長さは70~90mmの間です。

「70mmから用意されていて、なおかつ角度が73゜の“ガチ”なステム」

3T ARX TEAM これが本当に絶滅状態です。 「ガチ」というのは、価格、質感、デザイン、精度、性能、メーカーの扱いなどから感じ取れる雰囲気が「いかに本気か」ということです。
この条件を満たす物は、今のところ3T ARX TEAMしかありません。
3Tと言えば昔からステムを作り続けてきたメーカーで、古いイタリア車には必ずと言っていいほど3T Grand Prixのステムが付いていました。 その3Tが現在1つのモデル名でしかステムを作っていないというのは少し残念な気がします。 しかし考えようによっては、一切手抜きのない物作りをしているとも受け取れます。
他のメーカーのラインナップは存在意義のよく分からないモデルを乱立させるのでワケが分からなくなっていますが、その点3Tのステムは「ARX」というモデルただ1つがあり、そこに3つのグレードが用意されているという至ってシンプルなもの。 さらにグレードについても、最上位:LTD→カーボン、中位:TEAM→アルミ+チタンボルト、下位:PRO→アルミ+ステンレスボルト というふうに、あまりにもわかりやすい差異化が図られています。
単純に値段を安くするためとか そんなコスい目的でモデルが分かれているのではなく、あくまでスポーツでの使用を考えた上での素材の違いと、それに応じた形状の変化があるだけです。

ちょっと惜しいのは、カラーが赤のストライプしかないことですね。 合わないこともあると思います・・・。 せめて2色か3色くらい出してくれればよかったのに・・・。
ウェブでARXのページを見れば、TEAMとPROの両方に84゜と73゜のラインナップがあるように書かれていますが、実際には73゜(ウェブ中では±17゜)があるのはTEAMだけです。 PROは世界中どこのショップを探しても84゜の物しか売っていません。

ちなみに・・・「ステムが短いとかっこわるい」? 私はそんなことばかりではないと思います。
ツールに出場するような有名な選手の中で特に身長やサドル高の低い選手を中心に検索し、その自転車の画像をサンプルとして保存しているんですが、例えば問題児・Gilbert Simoniや、クライマー・Damiano Cunegoの自転車は短いステムを使っても全くおかしいとは感じません。
シモーニ     クネゴ
左がシモーニ、右がクネゴです。 特に、サドルを引き、低く手前にハンドルを持ってくるシモーニのポジションの出し方は私の理想形です。 ただサドル高は私より10cmは高そうですし、ハンドル落差だって私はこんなに付けられません。
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2010/01/11 Mon. 22:10 | trackback: -- | comment: 2edit

コメント

短いステム

TNIのステムは、40から5㎜刻みで120までありますよ。
色は黒のみで、角度は、84°ですが。

ただ、ステアリングコラムのクランプ部の厚みが30ミリしかないので(通常は、35m)ステコラをカットするか、5ミリのスペーサーを入れる必要があります。

筑紫 #2z8dqR8E | URL | 2010/01/20 23:20 * edit *

>>筑紫さん

40mmはさすがに・・・^ω^;
この記事は単に短いステムを探すというのでなく、73゜で70、80、90mmがちゃんと作ってあるフラッグシップに近いステムという条件付きです。
84゜でいいならRitcheyだってDedaだってけっこう作ってくれているんですよね。

ZENSHOJI.inc #- | URL | 2010/01/21 09:40 * edit *

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