09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

エルゴステムを導入 

DSC00101.jpg新しいフレームの購入を真剣に考えていくにあたって、納得のいくポジションを出したいと考えた私は、色々と迷った末に結局Look社のErgostemを購入しました。
ところがこいつが見た目通りの曲者で・・・もはや大阪城に真正面から踏み入るくらい堂々とした曲者ぶりに、若干引き気味なのを隠すことができません。

The new Ergostem probably have breakable thrust washers.


そもそもエルゴステムはTTのスペシャルバイクでどうしてもポジションが出せない時にプロでも使うような機材なので、確かに普通の物より扱いは難しくてもきちんと扱えばどうということはない物だと思っていました。しかしその考えは甘かった。


DSC00095.jpg      005_20090711195218.jpg

にかくギザワッシャが割れる!割れて割れて割れまくる!!(´゚д゚`)
 ステムを固定するために、ブレーキ台座とキャリパー本体の間にかませるのと同じギザワッシャの特大版が挿入されているんですが、これがとにかく割れます。どれくらい割れるかというと、もはやL形アーレンキーの短い方を手前に持って仮締めしているだけで割れる。しまいにはお店に陳列してあったエルゴステムから外してもらった新品が既に割れている始末。
説明書に書いてある「25Nmで締め付けるべし」など論外もいいところ。
まず素材の見た目そのものがかなりチープで、さらにマズいのが全体的にまっすぐ製造されておらず、若干傘のようにハの字形をしているため締め付けて加圧されるとおおっぴらに形状の変化が起こるのが原因だと思います。
だってどれだけキツくブレーキキャリパーをフレームに組み付けても、ギザワッシャが割れたなんて話聞いたことがないでしょう。理屈から言えばエルゴステムのギザワッシャの1/4ほどしかないキャリパー用のギザワッシャの方が割れやすいのだから、それこそプレパラート並に割れまくらないといけないはず。

お店に置いてあったエルゴステムから全てのギザワッシャを取ってもらい、それで組み付けして使ってみましたが、当然組み付けの段階で既に2枚割れ、ローラー台に設置して乗り降りの際に少し体重をかけただけでステムがおじぎしてこんなな感じでボロボロこぼれてきました。

002_20090711195213.jpg     003_20090711195214.jpg

ワッシャが均等に加圧されるように収まり具合を気にしてみたり、前後2つの圧を均等にするためにかなり細かく分けて交互に締めてみたり・・・思いつく限り配慮したやり方で組み付けてみましたが何の効果もありませんでしたww うぇwっうぇwww
このギザワッシャは補修パーツが用意されていない物で、問屋でも新しいエルゴステムから取り外して対応しているようです。また、問屋の方でも割れやすいということに薄々感づき始めているようで、今回私はギザワッシャの代わりにこのようなワッシャを頂きました。

004_20090711195216.jpg知らなかったんですが、ギザワッシャは新型になってから使われ始めたもののようで、表面に梨地加工のようなザラつきがあるコレが以前使われていたそうです。
この旧型滑り止めワッシャで組み付けたところ、規定の25Nmで締め付けても割れることはありませんでした(当然と言えば当然なんですが)。肝心の能力は今のところ問題ないように思いますが、実際に走行してみないと本当の確認はできません。わざわざ新型を出す理由を考えればこれでは不満があったと考えるのが妥当ですが、パカパカ割れて使い物にならない新型よりマシなことは確かです。

006_20090711195220.jpg エルゴステムの中はこんな感じになっています。
カーボンパーツの台頭で、低トルクでもカーボンが滑りにくい組み付け専用グリスが販売されるようになりました。お店の人の話では、ズレてしまう時はそういった物を
塗布するとよいとのことです。


セッティングの話ですが、エルゴステムに交換する前は90mmのステムを付けていました。首は限りなく地面と平行なので、角度は73゜くらいでしょう。
では今後どのようなステムを使うことになるかというと、まず形式はスレッドからアヘッドに変更されます。また、角度も88゜になると思います。
例えば次期フレームの筆頭候補として考えているBH・G5の旧モデル・G4は、ヘッド角が72゜で設計されています。G4に88゜のステムを付けた場合、今まで地面と平行だった首部分が
水平から16゜仰ぐことになります。「新宿ってどこ?(´・ω・`)」な臭いがする「16゜って何度?」という疑問が浮かんでくるんですが、88゜という数字は90゜と2゜しか違いません
から、コラムに対して垂直に取り付けると思えばいいでしょうね。

ということで、今回はそういったステムを想定して、角度約90゜の芯-芯で計測しました。下の画像を見てもらえれば分かるとおり、今は80mmで設定してあります。
001_20090711195211.jpg90mmが遠すぎると思っていたの短くしようとは思っていましたが、この方法で寸法を決めると数字を聞いて感じるより近くならないんですね・・・。90゜で測って80mmの状態を、地面と平行で測ると85mmになってしまいます。となると70mmを使っても75mmに。

インテグラルヘッド搭載のカーボンフレームでも、ヘッドチューブ長が10cm以下の物は見たことがありません。だからポジションを考えて乗り込むのも、フォーククラウン真上から10cm以上上にステムを付けたようにセッティングして行います。
また、自分の
目を付けたフレームのジオメトリーが発表されていれば、図面を引いて全く同じセッティングをし、乗ってみます。どんなポジションでも自由に出せる可変ステムならではの芸当だと思います。
G5のジオメトリーはまだ発表されていないので試すことはできませんが、BHジャパンに問い合わせて「わかり次第ご連絡します」と返信があったので、もしメールが届いたときはまた記事にしたいと思います。
スポンサーサイト
2009/07/12 Sun. 00:26 | trackback: -- | comment: 0edit

コメント

コメントの投稿
Secret