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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

インテグレーテッドピラー 

001_20090612155630.jpg最近のカーボンフレームには、フレームとシートピラーが一体になっている物が増えました。
工作そのものはスチールの時代からなかったわけではないんですが、当時はあんまりそうするメリットがなく、カーボンがフレームの素材として主流の今になってようやくこの方法で作るのもいいと思い始めました。

延長したシートチューブをちょうどいい長さでポンと切って、ほとんどヤグラだけになったピラーをその上にちょんと乗せるだけ・・・形が円形でない異形チューブなら、締め付けトルクも抑えられるんじゃないでしょうか。
そんな一体構造とインテグレーテッドピラーのお話。

Integrated seatposts can decrease binding torque?

以前私が旅行用の自転車にハマっていた頃、Patterson's House(パターソンズハウス)という1つの工房に興味を持って色々と調べていたことがありました。
パターソンズハウスは私の父親が小さい頃からあったみたいなので、主人の方が今も火を入れているのかどうか私にはもう分かりませんが、ラグワークがきれいで“ランドナーらしい”特殊工作をやるのが好きなようなところでした。
そこで度々、このシートピラーを延長する工作が使われていました。

002_20090612155630.jpg当時は見た目も悪いし、「これに一体何の意味が・・・?」と思っていましたが、こうやって時代が変わりカーボンが台頭してくると、少しでも負担を減らすためにはシートチューブ延長は有効な手段だなと思えるようになりました。
空力を考えたデザインとしてそういう形になったんでしょうけど、ピラーが扁平形状になっている物なら、締め付けなくてもサドルの向きが変わってしまうことがありません。
そしてスペーサーを入れた状態でそれ以上中に入ってしまうこともないので、ピラーが上に取れたりズレたりしない程度にやんわりと締め付ければそれでいいということになります。
これはとてもいいと思います。
私のようにスチールのフレームを使っているとむやみにシートチューブ延長というわけにはいきませんが(重量的な意味で)、例えスチールフレームでもやる意味は見いだせますね。

Scott integrated seatpost by Ritchey ここまで書いてしまいましたが、まずシートチューブが最長まで延長されているということは前提として、そのチューブに突っ込む形で固定するのがインテグレーテッド(integrated)ピラー・・・これは間違いないと思いますが、上からシートチューブを包み込む形で固定する物もありますね。
これは一体なんて呼べばいんでしょう?
右のはScott(スコット)のフレームに取り付けられたRitchey(リッチー)銘のピラー。

ちなみに1枚目・2枚目の画像はどちらもFSAの新作インテグレーテッドピラー、K wing integrated aero seatpost。
確かもう今年の初め頃に情報は流れていた気がするんですが、まだ発売されてないんでしょうか?
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2009/06/12 Fri. 16:15 | trackback: -- | comment: 0edit

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