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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

マキタのブロワーでよかった 

Makita EUB4250マキタのエンジンブロワーを購入しましたが、しばらく使ってみて、なかなかよい買い物をしたなと思えるようになりました。 毎日掃除で使っています。

4 cycle engine blower is exactly the best choice for my everyday work.



【4サイクルはマキタだけ・・・ではない】
購入した直後の記事に、「自分の知る限り4サイクルエンジンのブロワーはマキタだけ」と書きましたが、どうやら新ダイワにもあるようです。 ラビットというのはマキタの別ブランドです。 背負式ならまだしも、手持ち式のブロワーで4サイクルエンジンの物はこの程度しかありません。
・・・と書いておきながら、本命になり得るブロワーがもう1つありました。 それについては後段に譲ることとします。


【2サイクルの対抗馬】
Makita EUB4250の対抗馬として迷ったのが、Stihl BG86でした。 私にとってStihlという会社は全くなじみがありませんが、ドイツのメーカーで、欧米ではかなり有名だそうです。 BG86は、園芸関係の仕事をしている方が絶賛する投稿がインターネット上にあったりして、2サイクルといえどもたいへん魅力的に感じられます。
BG86が優っている点は2つあります。 第一に、独自の燃焼方式にすることで、2サイクルなのに燃費が向上していること。 彼ら自身は「2mixエンジン」などと呼称しています。 第二に、振動が少ないこと。 これに加えて風量・風速も最大クラスなので、好評だといいます。


【混合燃料の煩わしさ】
私がぜひ4サイクルエンジンの物を選びたいと考えたのは、2サイクルエンジンに使用する混合燃料がどうしても気に入らないからです。 2サイクルエンジンの燃料には、予めオイルを混ぜ合わせる必要があるのですが、それをいちいち行う煩わしさは想像に難くありません。 作業が時々なら、むしろ楽しいかもしれません。 しかし毎日使うならストレスは大いなる敵です。


【1リットルでワンコインの差】
そこで販売されるようになったのが、燃料とオイルを工場で合成して缶詰にしてある混合済み燃料です。 もし私が2サイクルエンジンを使うなら、確実にこれを利用することになるでしょう。 しかし、1リットルで600円くらいします。 当然、ガソリンスタンドで売られているガソリンの値段は、1リットルでせいぜい缶ジュース1本程度です。 1リットルあたりの値段差が500円ほども生じるのですから、毎日積み重なればそれなりの金額になります。
百万歩譲って、こうした燃料代は経費で落ちるのだから、私は知らぬふりをしてもよいでしょう。 しかし、容器の缶がゴミになって出るのはいかがなものかと思います。 レギュラーないしハイオクガソリンをそのまま使用できる4サイクルエンジンなら、このような煩わしさはありません。


【実際の燃費】
一般的に、4サイクルエンジンは2サイクルエンジンに比べて優れた燃費性能があります。 残念ながら、私はエンジンブロワーを購入したのは初めてだし、バイクにも乗らないので、「実際にこれくらい違う」と語ることができません。 しかし、4サイクルエンジンの燃費が2サイクルエンジンのそれを上回ることはあっても、下回ることは決してないと思われます。
相手がStihlならどうか?と言われると、ちょっとわかりません。 ただし、燃費という言葉の意味を、“燃料の消費量”ではなく、“燃料代としてかかる費用”という正しい意味で問うならば、私の場合は圧倒的に4サイクルエンジンのEUB4250に軍配が上がるのは、前段で述べた理由の通りです。 むろん、手間を惜しまず自分で混合燃料を作成すれば、結論も変わります。 しかし私の場合はそうではない、ということです。

Makita EUB4250

比較ができずとも、実際にどれくらい燃料が減るのかを記録してみました。 1回の使用は、およそ2~30分程度です。
「3回目(使用後)」の記録は、ずいぶん燃料が残っているように見えますが、4回目を使用し始めてすぐにガス欠で停止しました。 タンクは下にいくほど先細りしているからです。 つまり、私の使用方法と環境では、3回使ったら1回給油するペースで運用されます。 
この時点で、「ああやっぱり4サイクルを選んでよかった」と思いました。 もし、ガソリンの消費量がそれほどでもなければ、2サイクルエンジンのブロワーに対する考えも変わると思いますが、これほど消費があるなら私の予想通りだったということでしょう。 燃料タンクには目盛りの類が一切ついていませんが、説明書によれば、タンク容量は0.5リットルと表記されています。 そう考えると、EUB4250の実燃費は、30分で0.1~2リットル程度、タンク1杯で1時間半くらいと思えばよいのかもしれません。


【4サイクルエンジンの弱点】
ここまで「4サイクルエンジンは最高だぜ!」みたいな内容しか書いてきませんでしたが、ブロワーとしては欠陥ともとれる短所があります。 それは、オイルを供給する都合上、本体を傾けることのできる角度が限定されていることです。 もし都合の悪い角度で動かすと煙が出始め、それでも回し続ければエンジンが焼きついてしまいます。 一方、2サイクルエンジンの混合燃料には、文字通りオイルが混ぜられているのですから、ヨー・ロール・ピッチのどの角度をとっても360度、完全に自由姿勢で使うことができます。
EUB4250の場合、片側の水平までは使ってよいということになっており、説明書にも記載があります。 手持ち式ブロワーといえば片手で扱っているところを想像するでしょうけども、私は両手で持つことが多いです。 水平というのは両手持ちをするための本体姿勢なんですね。

Makita EUB4250
移動先で動画が視聴できます
ただ、見てもらえばわかる通り、水平位置にするとアイドリングが微弱になることが多く、この点についてはマキタへ問い合わせをしたところ、許容範囲内の正規動作だとの回答がありました。 水平でとりあえず稼働し、白煙も出ていないわけですから、使うことができているのは間違いありません。 しかしながら正立位置と明らかに違いが生じてしまっているのもまた同上の事実で、ほとんどアイドリングの風圧だけで作業をする私にとってはやや思う所ある状態です。



(追記:2017年5月19日)
アイドリングが弱すぎて、ついにエンジンブロワーが勝手に停止する状態になってしまったため、マキタの整備工場へメンテナンスに出しました。 修理箇所はピストン周辺だったようです。 営業の方に直接お話をうかがったところ、EUB4250は、取扱説明書に水平位置での運転ができると書いてあるし、実際に可能だが、やはり全く同じというわけではないので、どうしても正立位置で運転した場合より不具合が生じやすくなってしまうとのことでした。 であればその点は取扱説明書等に明記すべきだと私は感じました。
また、その後修理から戻ってきたブロワーを運転してみたところ、スロットルをあけてもエンジンが停止してしまう状態だったので、現在は二度目の里帰りをしているところです。 ただし、少なからずよい対応をしてもらっていると感じているので、悪い気はあまりしません。
営業の方曰く、エンジンブロワーというのは、部品点数も多く、まさしくアナログ的な“機械”なので、昨今の電動工具とは一線を画す商品です。 修理も複雑で、問題が見つかりにくいです。 EUB4250を購入して、あまりよくないことが続いていますが、だからといってホンダのブロワーを買う気にはなりません。 マキタにはよくしてもらっているので、早く、順調に運転できる状態になって戻ってきてほしいと思います。



【Honda HHB25】
このようなネガティブな気付きから、インターネットで調べ事をしている時にようやく発見したのが、HondaのHHB25でした。 既にEUB4250を購入した後でその存在を知った、Hondaの4サイクルエンジンブロワーです。 このブロワーは、なんと4サイクルエンジンでありながら、2サイクルエンジンのブロワーと同じように全方位どのような本体角度でも使用できるといいます。 「水平位置で使っても大丈夫だよ」と書いてあるのに実際には微妙だったマキタという例があるので、全面的に信用する気持ちにはなれないのですが、それでもとても魅力的に感じられます。 発売が、昨年の11月。 まだ半年経っていないのですね。 だから情報にたずね当たらなかったのでしょうか。
いち消費者として、もちろん購入前に知りたかったという気持ちはあります。 しかし、もし斯様であったとしても、どうにも手放しにこれを選んでいたとは思えません。 ノズルオプションがないのです。 扇形のみ付属です。 両手持ちするなら丸形ノズルが適していますよね。 別売りだとあるそうなのですが、それをホンダに問い合わせたところ、「ほしいというお客さんには別売りでありますよ」とだけ返事がきました。 それがいくらなのか、型番はなんというのか、どのように購入できるのかといった内容は一切なく、ただ「あります」とだけ。 そもそも販路が非常に限定されており、情報もまばらな上にこの対応をされると、アフターサービス等に定評があるマキタを選ぶのも妥当な判断だったかなぁと思ってしまいます。 あまり売る気がないのかな、と感じてしまいました。



ブロワーのことを調べてみると、とにかく情報が不親切なことが多く、“畑”の違いを感じました。 自転車だったらネジ1本すら詳細な記事があるというのに、書くことが山ほどありそうなブロワーではほとんど見つけられませんでした。
結びにちょろっと書いておくと、音はしっかり大きいです。 最初にエンジンを始動した時は、「おっ やっぱりちょっと恥ずかしいなぁ」と思いました。 しかし、私の場合は落ち葉掃除が主なので、使用中はほとんどアイドリングだけで事足りるくらいなのは嬉しい誤算でした。 けたたましい音が出るまでスロットルをあけなくても掃除は終えられるということです。
私がブロワーに求めるのは、何と言っても機動力ですね。 私はケルヒャーを使って同様に落ち葉掃除をすることがありますが、電源や水道ホースを伴って移動するのは困難だし、準備と撤収にも時間がかかります。 すぐに始めて、スイッチを切れば終えることができる これは大きな長所です。 とにかく、私の場合は4サイクルエンジンで大満足であったことは間違いありません。 今EUB4250とHHB25のどちらを選ぶのかと言われたら微妙な気分です。 HHB25の性能はたいへん魅力的ですが、あまりにも外装やオプションがちゃちくて、ホンダともよいおつきあいができそうな感触がありませんでした。 消極的ではあれど、EUB4250がやはり最適解だったのかなぁと思うところです。 (なんて書いてますけど、星4つくらいの満足を感じてます!)
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2017/05/07 Sun. 21:44 | trackback: -- | comment: 0edit

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