FC2ブログ

08 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 10

実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

打球面の軌跡から読み解くリストシュート 

11403292_904960429571027_8061356314859483451_n.jpg11204435_904961406237596_2576586753974971389_n.jpg
痕跡に色付けしたもの元画像


この画像は、幻となった第 3 回 カスタムオーダーのために用意したもので、SNS に投稿した日付を確認すると、2015 年 7 月 とあります。 ちょうどこの内容を友人から質問されたので記事にしておくことにしました。 リストシュートのパックの軌跡から、実際にどのような過程を経てパックが放たれるのか 解説します。

【そもそもどういう状況?】



パックの軌跡を視覚化するために、白いブレードテープを巻き、パックに水を打ってから リストシュートを数十発打ちました。 パックが触れた部分は黒く汚れるので、それを確認します。



【リストシュートの構造解説】



トップの色付け画像と比較しながらご覧ください。



① 助走



無asdf題



紫で色付けした区間は、いわば助走に当たります。 ブレードを閉じたまま、パックを前方へ押し出しているところです。



パックの “痕” は、ブレードの中腹にばかりついています。 ブレードを閉じて引っ張っているところなので、この区間の痕跡は、パックの上端と触れあって汚されたものです。 それが、ブレードの全体の中央まで続いていることがわかります。



② オープンブレード



dfd無題 - コピー



その後、所謂「オープンブレード」が行われて、パックが打球面を駆け上がります。 これが、写真ではオレンジ着色された区間の、さらに前半部分に当たります。



パックを打球面に乗せるためには、パックに対して打球面が“そのような”角度で接する必要があります。 この時、パックは上図のように 下端や側面でブレードに接する ため、オレンジの痕跡の多くが、ブレードの下方から始まっているのが確認できます。



③ クローズ / 射出



無fdsa題 - コピー



オレンジに着色した区間の後半は、前半とは逆に、ブレードの下端へ向かって下ってゆきます 。 これは、手首を返したり、トップハンドを打者の体へ向かって巻き込むことによって起こる “ブレードの閉じこみ(ブレードクローズ)” による結果だと考えられています(私はそのように教えられました)。 しかし今現在の私には、「それはあくまで空想上の理論に過ぎないのでは?」 と感じられます。



というのも、シューティングを撮影してコマ送りで確認してみると、パックは実際には、我々が漠然と意識しているよりも ずっと早い段階でスティックから離れてしまう のです。 どのくらい早いかというと、「氷から浮いた次の瞬間には、ブレードを離れている」というくらい早いです。 上図のように、閉じ込みが実際に行われて、射出前にパックの上端を打球面が押すような状況は起こり得ないだろうと、私は考えざるを得ません。 ですから私は、このような上下に蛇行する軌跡が残るのは、すべからく オープンブレードというアクションに因るものであろう と考えています。



パックその物が実際に上下に蛇行したと理解するのは私達の誤認であり、実際には、パックはリフトされる瞬間に数センチ打球面を駆け上がる程度で、その後は水平に近い転がり方をするでしょう。 ではなぜパックは打球面の下端から抜けるのか? これは、我々が後から眺めて「ムムッ この方向は下へ向かっている・・・」と勝手に誤解しているだけで、ブレードがオープンしたままの状態( “閉じ込み” が起こっていない段階)では、これは ほぼ真横 なのではないでしょうか。 そうでなければ、ブレードをオープンしたままシュートしても、実際には強い打球を飛ばすことができることの説明がつきません。

スポンサーサイト
2017/01/08 Sun. 22:26 | trackback: -- | comment: 0edit

コメント

コメントの投稿
Secret