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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

打球面の軌跡から読み解くリストシュート 

提出用のブレードパターンを削っている時に、ちょうど友人から質問されたので記事にしておくことにしました。

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この画像は、幻となった第3回のカスタムオーダーのために作成したものです。 SNSに投稿した日付を確認すると、2015年7月とあります。 リストシュートのパックの軌跡を観測するために行いました。 パックがどのような軌道で打球面を転がって射出されていったかを示すのが目的です。


白いブレードテープを巻き、パックに水を打ってから数十発リストシュートを打ちました。 パックが触れた部分は黒く汚れるので、それを確認します。 右が撮影したそのままの写真。 左が、それに色付けをしたものです。



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紫で色付けした区間は、いわば助走に当たります。
上図は、この区間におけるパックとブレードの一般的な位置関係を示すものです。 パックは上端の角で打球面に接することが多く、観測においても軌跡はそのように観測できます(下方には痕がついていない)。



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その後、所謂「オープンブレード」が行われて、パックが打球面にリフトします。 これが、写真ではオレンジ色に色付けされた区間の、さらに前半部分に当たります。
パックを打球面に乗せるためには、パックに対して打球面が“そのような”角度で接する必要があります。 この時、パックは上図のように下端や側面でブレードに接するため、オレンジの痕跡の多くが、ブレードの下方から始まっているのが確認できます。



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オレンジに着色した区間の後半は、前半とは逆に、ブレードの下端へ向かって下ってゆきます。 これは、手首を返したり、トップハンドを打者の体へ向かって巻き込むことによって起こる“ブレードの閉じこみ”等による効果だと考えられています(私はそのように教えられました)。 しかし、それはあくまで空想上の理論に過ぎないのでは? と私は考えています。
というのも、シューティングを撮影してコマ送りで確認してみると、
パックは実際には、とても早い段階でスティックを離れてしまうからです。 どのくらい“早い”かというと、氷から浮いた次の瞬間にはブレードを離れている というくらい早いです。 上図のように、閉じ込みが実際に行われて、射出前にパックの上端を打球面が押すような状況は起こり得ないと言わざるを得ません。
ですから私は、このような上下に蛇行する軌跡が残るのは、すべからくオープンブレードというアクションに因るものであろう と考えています。
パックその物が実際に上下に蛇行したと理解するのは私達の誤認であり、実際には、パックはリフトされる瞬間に数センチ打球面を駆け上がる程度で、その後は水平に近い転がり方をするでしょう。 ではなぜパックは打球面の下端から抜けるのか? ブレードがオープンしたままの状態(“閉じ込み”が起こっていない段階)でリリースされるので、ブレード自体が傾いている状態ですから、結果としてパックの軌跡がそのような線を描くのだと思います。

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2017/01/08 Sun. 22:26 | trackback: -- | comment: 0edit

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