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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

オリジナル研磨治具を作ろう その2 

original skate holder
ネジ等が届いたので早速組み立てていきます。

Build up skate holder.


original skate holder

まずはbottom_plateにM5の雄ネジを立てます。
雄ネジは極低頭で長さ30mmの物が必要でしたが、30mmの展開はヘクサロビュラのみ。 ヘックス穴のネジは25mmまでしか販売されていませんでした(私は基本的にヘクサロビュラは嫌い)。 治具全体でも30mmが必要なのはここだけですので、他は全て六角穴のネジとなります。



original skate holder   original skate holder

original skate holder

適量のグリスを、必要な部分のみに塗布しておきます。 その上で緩み止め剤のロックタイトを使用して組み付けます。 何も考えずグリスまみれ・液まみれにしてしまうと、余計なホコリがくっついてすぐに汚れてしまいます。この治具を実際に使用すると、この雄ネジを回転させる力がかかります。 しっかりと固定しなければいけませんので、同じくM5のナットを使って対向締めしてさらに固定力を得ます。



original skate holder   original skate holder

ここにバネを設置。 バネは東京発条製作所のTUシリーズ。 同社の強力バネの中ではかなり弱い部類のバネです。 外径が21mmで、bottom_plateにもそのための段が設けてあります。
左の写真には、同じTU21でサイズ違い 30mmと25mmのバネが写っています。 使うことになったのは30mmの方です。 標準で6mm沈ませることになりますので、テストしてみた結果25mmではやや不足があるという結論になりました。



original skate holder   original skate holder

そしてダイヤルを載せます。 ちなみにこのダイヤル、個人的趣味の問題で既に真鍮で作り直したい気満々です()
base_plateとbottom_plateの間に入っている3つの部品は、簡易のハイト調整具です。 ちょうど19mmの高さに作られています。 これを3ヶ所に挿入してダイヤルを回すだけで、base_plateが“基準値”に調整できるというわけです。



original skate holder
original skate holder   original skate holder

次に、GETA_blockに蟻溝ステージを設置します。 その後さらに本体へ組み付け。



original skate holder

順次上部構造の部品も組み付け。



original skate holder

lower_jawとupper_jawの中央線がピッタリくるように調整。
設計上いくら精密に指定してあっても、ネジ穴というのはかなりガバガバに作られているものです。 これは加工者の問題ではなくネジ穴やネジ止めというものが本来そういうものなのです。 何も考えず組み立ててゆくと、これくらいの構造物でも平気で1ミリ2ミリズレが生じます。



original skate holder

グリップは、イマオーのグリルノブ。 径が30mmの物と40mmの物を両方用意しておきましたが、とりあえずは40mmを使います。
どちらも雄ネジの長さ20mmで購入しましたが、実際には7mmにしないと使い物になりません。 「ならもとから10mmを買った方が良かったのでは?」と思うでしょうけれど、最初からギリギリの長さで購入すると、余剰部分を切断するのに苦労することがあります。 購入後に長さを調節する必要があるのが予め分かっている場合は、思い切ってセンチ単位で長い物を買っておいた方が結局は作業性が高い場合がしばしばあります。



original skate holder   original skate holder

定盤上で治具を摺動させるために、通常はフェルトパッドを貼り付けて用います。 もちろんフェルトパッドも購入してあるのですが、思う所あって、今回はこのような物を用意してみました。 カグスベールの大判です。
これはテフロン含有樹脂をコルクシートの上に接着してあるもので、厚さはフェルトパッドと同じ2mmです。 けっこうお高いです。 フェルトパッドよりも軽い力で摺動する上に、基本的にはソリッドな物性ですので粉塵による汚れにも対処できるのではないかと考えています。 フェルトの場合は粉塵の汚れでパッドの目が詰まってくると、どんどん摺動性が悪くなってきます。 摺動性の悪さは、ファイナルパスの良し悪しに関わってきます。




original skate holder
original skate holder   original skate holder

完成!

自画自賛になりますが、かなりかっこいい。 けっこう不格好になってしまうのではないかと思っていたのですが、なかなかどうして男前です。 重量も、既にいくつものギミックを搭載しているのにWissotaを下回っています。

ただし、この時点で設計上のミスが2つほど判明しました。 なので、完成したスケートホルダーを解体して、当該部品を再加工に出しました。 こちらの納期は3週間後くらいなので、使用できるのはその後になります。
上写真の状態で、通常の研磨を行うことはできます。 ただし、私が期待する機能を発揮するためにはさらに準備をしなければなりません。

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2016/07/03 Sun. 13:22 | trackback: -- | comment: 0edit

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