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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

PF30の上位互換 

engin-cycles-T47-new-threaded-bottom-bracket-standard-2016.jpg このブログの検索キーワードで常に上位に入り続けているのが、「BB30」などのボトムブラケットに関する記事です(何年前のだ!)。 昨今の規格乱立で本当にわかりにくいです。 そして久しぶりにBBについて書きたいと思う物が出てきました。 新規格・T47です。

I've been choosing some standards accoding to placing importance wide compatibility. Also T47 is one of the best.


T47が発表され皆の知るところとなったのは、昨年の秋頃だったように思います。 もはや私は自転車からかなり遠ざかっていて、その時点で知ることはありませんでした。
ところで、私が今現在PF30を使っている理由は、互換性の高さに尽きます。 軽いからとか、剛性が高まるからとか、世間で言われているような効能については何も興味がありません。 むしろフレームビルダーはBB30やPF30の工具を持っていない場合がほとんどなので、実際の製作と使用にかかる全ての事象を考えるとデメリットの方が目立ちます(苦笑 それでもおよそ全てのクランクを選択肢にできるフレームに私は夢を感じるのです。
当たり前の話ですが、対象物を、それより小さい穴に挿入することはできません(エロい話ではない)。 30mmアクスルのBBシェルに24mmのクランクアクスルを通すことはできても、その逆は不可です。 穴の大きさだけでなく、最近Rotorが作るクランクや、TrekのBBシェルに見られる横方向の非対称デザインも同じです。 BB規格においては、大口径で、幅の狭い物が高い互換性を得るのです。 そんな理由で私はPF30を使っています。

そこで
BB30系規格の系譜に追加されたのがT47です。 つまるところ、PF30のネジ切り版。 実際、PF30のシェルにそのままタップを立てればT47にコンバートできるのです(ただしアルミシェルでないとムリ という情報アリ)。
当然、30mmスピンドルと24mmスピンドルの両方に対応するBBがそれぞれ発売されます。 また、発表段階で既にChris KingとEnduroの2社がBBを制作することを表明しており、ハッキリ言ってこの2社が作ると聞いてまだサプライヤーが不満だと文句たれる人はほとんどいないかと思います。


無ASDF題
(出典:Instagram

さらに申し上げると、PF30の時はどこの会社もスクウェア・テーパー用のBBもしくはコンバージョンアダプターを作りませんでしたが、T47では既にPhil WoodがT47規格のテーパーBBを販売しています。 (正確にはご覧の通り、PhilのBBは特殊な構造でネジ山だけ交換できるようになっているので、BBユニット全部を一から用意したわけではありません。) T47が互換性という点で既にPF30を凌駕していることは、もう揺るぎありません。
また、Paragom Machine Worksがタップ工具を提供することも決定しており、ハードのサポート面も不足ありません。

さすがにLookの大口径規格はカバーできないわけですが、それでも現状T47が互換性の面で最高の規格であることは間違いありません。 次のフレームを作るときはきっとこれを選ぶでしょう。 基本的には大手メーカーが採用するというより、オーダーフレームの世界で選ばれる規格だと思います。 フレームビルダーから自転車を購入している人は検討してみてはいかがでしょうか。

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2016/02/21 Sun. 11:43 | trackback: -- | comment: 3edit

コメント

>30mmアクスルのBBシェルに24mmのクランクアクスルを通すことはできても、その逆は不可です。

できますよ
http://hmaru8020.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2011/08/06/13116047400341djjkkbjssedt67075.jpg

ホローテック2のようにベアリングを外にだせばシェル内から無くなったベアリングの厚さ分スペースできるのです
つまりBB386クランクは超万能なのです

unknown #- | URL | 2016/10/18 23:10 * edit *

unknownさん

基本的に何か勘違いのあるコメントがあったとしても最近は指摘せずに済ませることが多いのですが、あなたのコメントを鵜呑みにして間違った情報を信じてしまう人が出るのはたいへん忍びないので、あえてコメントを残させていただきます。

結論から申し上げると、いただいたご意見はこの記事への反論として全く機能しておりませんので、もしこちらをご覧になったブログ訪問者の方は誤解をしないようご留意ください
もちろん読めばおわかりになることだとは思いますが、念のために推して告知させていただきます。



以下説明を書き添えます。

>>30mmアクスルのBBシェルに24mmのクランクアクスルを通すことはできても、その逆は不可です
>できますよ

とのことですが、たしかにその一文だけ抜き取ってコメントすればあなたのご意見に矛盾や飛躍はありません。
しかし、当然この記事は全体を通してひとつの文章になっているのですから、前後の文脈を考慮せずに抜き出せば場合によっては真逆の意味に変えることも可能です。
もしあなたのような人が絶対に誤解をしないようにと、すでに説明した条件をその都度毎回書き直していては、異常なほど長々しく理解困難な文章になってしまいます。

あなたが根本的に誤解なさっているのは、私がここ(だけでなく常にこのブログ)で尊重しているのは、同じひとつのフレームで様々なクランクを使うことのできる互換性の豊かさです。

>それでもおよそ全てのクランクを選択肢にできるフレームに私は夢を感じる

今回の記事本文にもこのようにある通りです。

それに対してあなたがコメントの最後にお書き添えになった

>つまりBB386クランクは超万能なのです

という端的な一文を比較するとわかるように、あなたはたった1つのクランク規格だけを主体とし、それがどのようなBBシェル(フレーム)にでも取り付けができることを以てこの記事への反論としていますが、当然ながらそもそも全く違う話をしていますので、私としては可能な限り一歩引いて「あなたの言うこと全てが間違っているわけではありません」とお応えするのが精一杯です。


お名前がunknownのまま投稿いただいたため「あなた」とお書きすることになりましたが、ご容赦下さい。
またどうぞ引き続きブログをお役立て下さい。

ZENSHOJI.inc #- | URL | 2016/10/19 00:09 * edit *

晴れ晴れと

誠に気持ちの良いコメント返しです
私の所にも一部の文章を抜き取り なにがしかのコメントをする方がおられます 
その人が全ての記事を読む義務も有りませんが 本意に沿わないコメントは歓迎出来ませんね 

Kino #YVWDSDMY | URL | 2016/10/19 07:50 * edit *

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