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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

削り出しエンドグリップ 

grip end高校生の時点でこの形を完成させていたのですが、思えば、中学生の頃からエンドグリップにこだわりだして、テープを使って様々な形を試していたことを思い出しました。 というか、このブログでエンドグリップ製作の記事を1つは書いた気になっていたんですが、どうやら存在しないご様子・・・('A`)

Grip end making from timber.




【木製のエンドグリップを使う理由】
挿入型のエンドグリップを使うのは、多くの人にとって望ましいことだと私は考えています。
理由はいくつかありますが、例えばスティックの長さの調整。 もしスティックに直接テープを巻いてエンドグリップにしていると、例えたった1ミリ短くしようと切るだけでもいちいちテープを崩さないといけません。 そしてそのテープを元通りに戻すことは非常に難しい(再現性の欠落)。 さらに残留したテープの粘着剤は、鋸やヤスリといった切断・切削工具をダメにしてしまいます。
2nd order挿入型のエンドグリップであれば、どんなに凝った造形にテープを盛っても崩す必要はありません。 新しいスティックをおろしても、挿し直しさえすれば全く同じ感触を維持できます。 併せて右のようなスライド丸のこ(高速切断機)とヒートガンを準備することで、本当の意味で妥協のないスティック長の調整が可能です。 「あんな面倒なことするほど使いづらいわけじゃないし、調整はまた今度でいいかな・・・」と思ってしまった時点で、何か重要なものをスポイルしていると言わざるを得ません


【角材から削り出す理由】
最近ではカーボン製の物も売っていますが、アイスホッケーのグリップエンドは昔から木でできた物がお店に置いてあります。 私もこれまでずっとその商品を使ってエンドグリップを作ってきました。

grip end

これと全く同じ物が8つ以上あります。 まず概ね同じ形になるよう切ったり削ったりしていき、その後テープを盛って、自転車用の綿テープを巻いてあります。 綿テープそのままでは滑りっぱなしなので、ブレードテープを1枚滑り止めにしています。 この1枚は、下地がベトベトになる前に頻繁に交換します。 グリップ力を落としたければ、その面積を少なくすれば調整可能。

しかし、時間の経過と共にどうしてもテープが擦り切れて崩れてきます。 特に一番端っこにテープで盛ってあるすっぽ抜け防止部分は横方向の力に弱いのは否めません。 もしそれら全てをベースの木材で再現できたら? テープを使って整形する必要はなくなります。 耐久性・恒久性の観点で有利。
テープで盛りつけた部分まで木材で再現するためには、市販の木製エンドグリップではボリュームが足りません。 克服するためにはもっと太い角材からエンドグリップの形を削り出す必要があります。



grip end

買ってきたのは梻(タモ)の角材。 50×50mmだったかな? 新宿の東急ハンズで700円くらいだった気がします。
タモはわりかし堅い方の木材に分類されると思いますが、市販のエンドグリップに使われている物の方が堅いと思います。 しかしあまり堅すぎる木材を使うと加工が難しくて骨が折れるのと、握りこぶし1コ分の長さしか使わないのでタモで充分です。


grip end
適当に墨を引いて


grip end
荒挽き。

この後、ヤスリ・鑿・切り出しなどを用いて精度を出します。 特に挿入部分の精度が出ていなかったらどうしようもありませんから、ノギスで数値を見て、実物のスティックで確認しながら作業を進めます。

以下、荒削り作業ダイジェストで。

grip end   grip end

grip end   grip end

grip end   grip end

grip end

だいぶグリップっぽい形になってきました。 上と下がずいぶん削り残してあるのは、造形の幅を保つためです。 上は、少し違った形にも挑戦してみようかと考えて。 下は、スティックとスムーズに接続できるように後で削ります。 ここに段差があると手が痛いし、グラブに傷をつけますので、後で挿入してから刃を入れます。


grip end

はい、いきなりずいぶん進んじゃいましたが、この間かなり神経使ったので勘弁して下さい。
挿入してあるのはシュート練習に使っている陸用のスティックです。 これで試し打ちしながらどんなものか確かめました。
この状態は原型となったグリップに比べてずいぶん尻が大きい状態で、それは意図があって試してみたことだったのですが、結論から言って全く好みではなくどんどん削り込んでいくことになります。 というか、ぶっちゃけ新しい試みは全てムダということになって、結局元の形とほぼ同じ状態になりましたw 10年前にたどり着いて以後使い続けてきた形は伊達じゃなかったということですね。



grip end

できました。


grip end

間違いなく2つ以上はないと運用不可能ということで、追ってもう1つ作りました。 色が全然違いますが木材の種類は同じです。
また、色の悪い方にはヤスリ目が残っていたりしてどうにも手抜きな感じがしますが、実際には色の明るい方が後からテキトーにやっつけた2つ目のグリップになります。 表面がつやつやしているのは出先で微調整するために紙やすりを持参して作業したからで、デキ自体は1つ目の方が圧倒的に上。 こちらはもうちょっと削らないとまだ太いです。

写真では木材だけの状態ですが、プレー中は以前のグリップと同様、ブレードテープを1枚さらりと巻いて滑り止めにしています。
角材削り出しエンドグリップの場合、削り過ぎたら即終了なので、今後調整していくにしても慎重に慎重に、わずかずつ削っていかなければいけません。
本当はあと3つくらい作っておくのが運用上望ましいのですが、さすがにこのグリップは作るのが面倒臭すぎるので、これ以来作業していません_(:3 」∠)_

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2015/12/27 Sun. 23:03 | trackback: -- | comment: 0edit

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