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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

Rotor Agilis Evo 組み付け編 

CIMG1195.jpg
今回はクランクを組み付けるところまで進めたいと思います。

Assemble BB and cranks.
 


クランク交換の前に、全体的に掃除をしておきました。 クランクを外すことは滅多にないので、チェーンホイールにじゃまされてなかなかきれいにできないハンガー周りを重点的に拭き掃除。 シフトワイヤーも引き抜いてグリスを塗布。 リアディレイラーに関してはプーリーを取り外し、内部のベアリングにグリスを注しておきました。



【塗装の補修】

CIMG1177.jpgCIMG1179.jpg
チェーンステイに塗装ハゲあり
タッチアップできれいに

シートステイにいくつか塗装ハゲが見えたので、修復しました。 塗装は見た目もさることながら、本来の最重要目的は素材の保護です。 鉄製フレームの場合はなおさら見過ごせません。

CIMG1173.jpg今回はの作業は、こちらのタミヤのプラモデル用塗料を塗っただけです。 完璧な仕上げにこだわる人は、耐水ペーパーをかけながら何度も重ね塗りをしするそうです。 私の場合は下地が黒ということもあり、ただ塗料を落とすだけで補修箇所はほとんどわからなくなってしまいます。 明るい色になるほど補修部分は目立つので、その人の趣味趣向にかかわらず、そういったカラーリングの自転車であればタッチアップの難易度や磨きの必要性は自ずと増してゆくでしょう。




【クランクの取り外し】

掃除と補修が済んだので、クランクの交換作業に入ります。 まずは、予めペダルを外しましょう。 何も考えずにクランクを外してしまうと、ペダルが外せなくなって困ることになります。 これは全自転車人が経験する罠です(断言

カンパのウルトラトルク方式は、左右のクランクにそれぞれ同じ長さのシャフトが付いていて、その先端がBBシェルの中央で嵌合する仕組みです。 車のクラッチにヒントを得た嵌合方法で、嵌合したところをボルトで留めます。 分解するにはまずそのボルトを緩めるところから。

CIMG1161.jpgBBに突っ込んでいるのは、カンパの純正工具・UT-BB110。 10mmのアーレンキーを延長するための工具です。 正ネジなので安心して回してください。
見えにくいですが、BBに付いている脱落防止ピンは既に外してあります。 これを外すのには、エルゴパワー分解で使ったホーザンのスプリングフッカーがとても便利でした。


クランクのボルトが取れたら、(私の場合は)チェーンを外します。 シマノの7900デュラチェーンを使っているので、工具なしで取り外しできます。 このメンテナンス性の高さは異常ですねw 今までWippermanやKMCがそれぞれリプレースメントパーツとして出していたコネクトリンクを、シマノが大会社として初めて正式採用。 私はアンチシマノと呼べる趣向の持ち主だと思うんですが、こういう良い物をどんどん取り入れる辺りがシマノの持ち味・長所なんだと感じます。

余談ですが、Qリングスの特許をシマノが買ったという情報もあります。 バイオペースで失敗したシマノが今再び楕円チェーンリングに挑戦する日も近いのかもしれません。


CIMG1166.jpg

クランクの取り外し完了




【BBの取り外し】

BBは、JIS規格の場合右(ドライブサイド)が逆ネジ、左(ノンドライブサイド)が正ネジです。

CIMG1168.jpg
工具はカンパと共通
不必要かもしれませんが・・・私はやっぱりCyclusの720207みたいな工具がほしいですね。 長くやっていく予定があるなら工具にお金を割くことも有効な投資だと思います。

昨日気づいたことなんですが、シマノもFSAも、基本的にシマノ方式を採用している場合、そのBBアクスルはドライブサイド(右クランク)に付いているのが多数派です。 ドライブサイドの方が高い剛性を求められるような気がしますね。

しかし、Agilisの場合はノンドライブサイド(左クランク)にシャフトが取り付けてあります。 なぜそうしたのかは分かりませんが、おそらく加工か流通の問題(箱詰めした時にかさばらない)なのでしょう。




【BBシェル幅の測定】

BBシェルの中を掃除したら、新しいBBを挿入する前に、いくつかの寸法をノギスで計測します。 対象は、BBシェルの横幅と、新しいBB本体に付属してきたワッシャの厚さです。 私のケルビムの場合、BBシェルの横幅は67.55mm、付属ワッシャ厚みは0.50mmでした。

JIS規格BBなら、その幅は68mmと規定されています。 あと0.45mm足りないので、付属のワッシャを1枚噛ませてやることで68.05mmとなります。 これならかなりの近似値と言えるでしょう。




【組み付け】

CIMG1193.jpg足してやるワッシャが奇数枚ということで、どちらにするか迷いましたが・・・なんとなくドライブサイドに入れることにしました。 BBが取り付けできたら、防塵用のプラスティックカバー。 次は左クランク+BBスピンドル。 その後防水用ゴムリング。
BBのプラスティック製上蓋はかなりキツめに作られているので、BBシャフトを貫通させる時はちょっと苦労しますね。


さて、いよいよクランクを取り付けますが、まずは右クランクを仮組みするところまでは何の問題もなくできると思います。 問題はその後で、けっこう複雑になっているので、私も理解するのに時間がかかりました。

CIMG1233.jpgCIMG1229.jpg
ドライブサイド
ノン・ドライブサイド

ドライブサイドには締める場所が3つ、ノンドライブサイドには締める場所が2つあります。 ただしそのうち2つは触ってはいけないボルトです。

ドライブサイドの8mmボルトを回しながら仮組み
そのまま同じボルトを35N.mに至るまで締め込む
同じくドライブサイドの10mmボルトを15N.mで締める
(②で締めた8mmボルトの緩み防止)
ノンドライブサイドへ移り、10mmボルトを締める
BBとの余分な隙間がなくなるちょうどの所で止める


左右どちらのクランクアームの“頭”にもボルトが付いていますが、これらは飾りだそうです。 「絶対に締めるな」と説明書に念押しされています。



CIMG1219.jpg

ということで、無事このように取り付けが完了しました! 非常に好感の持てる造りをしていて、早く使ってみたい気持ちになります。 楕円チェーンリングを使うにあたって、チェーンの長さも若干変更する必要があるかもしれないので、まずはチェーンを洗浄してから確かめてみるつもりです。

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2009/04/19 Sun. 14:57 | trackback: -- | comment: 0edit

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