05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

気分は貼庫 

repairing floor左官屋さんのまね事を始めました。







インドで仏教が生じた頃、出家僧たちはひとつ所に留まらず、遊行しながら乞食によって暮らしていました。 着るものだけで歩いてまわり、食べるためには物もらいをして生きるのです。 輪廻から脱却するためにはそうすることがベターであると考えられていたからです。
時を経て仏教が遠方へ伝播し、また僧侶の数が増えるにつれてそのような従来の生活スタイルは難しいと言わざるを得なくなり、やがて定住して集団生活を営むようになっていったのです。
その後の伽藍を建立して生活を営む中では、食事を作ることや、風呂を沸かすこと、宗派によっては野菜を栽培することまであるのです。 これらの多くは、初期の仏教からすれば法にかなっていないとさえ考えられます。 日本における僧侶の妻帯などは、セックスという 人々の倫理観と深い関わりがあるのでよく批判や議論の対象になりますが、現在の形式と原初の仏教との間には、他にもたくさんの乖離する内容が存在するのです。

まぁ最初っから話が完全に脱線していますが(笑)、我が宗派において、特に集団生活を維持する中で重要な役職の1つに挙げられているのが直歳(しっすい)です。 これはいわば、寺院の建物その物を管理する長なのです。
この役職に任命された人物が司る部署を直歳寮と云い、寺院の防災、点検、清掃、森林の管理などを行います。 定住して伽藍を築き、大人数で集団生活を継続するにはこうした組織が不可欠で、何百年も前から続けられているのです。
一般の寺院においてはそれを住持職ひとりで引き受けることになるのですが、現実的に考えて、キャパシティ的にも技能的にもそれは不可能です。 ですからほとんどの場合は専門の人に依頼するわけですが、やはり全てが全てそうなってしまうと寺院が寺院たる所以がどんどん希薄になる一方だとも感じるところです。 土木作業も寺の仕事なわけです。 寺を護るための全てのアクションがそのまま全て仏事であり、であるからして寄付ではなく布施になり、便所掃除が修行になり、白木のごま塩入れが什物となるわけです。
これを極限まで希薄にしていけば寺は単なるハコモノと化すでしょう。 ですから私は、まぁ少なくとも若いうちは/若いうちに様々なことを自分でやっておいてみようと思うのです。


今回はそのひとつとして、墓地の修繕をやってみることにしました。 と言っても墓石ではありません。 それは石屋さんの仕事です。
私がやるのは、墓地の地面や、墓石が載っている基礎の部分。 見てもらえばわかりますが、私の寺の墓地はもうかなりボロボロです。 戦前に打った地面ですからね。 空襲もあったし、施工方法もあまりよくなかったようです。 至る所が崩れ、剥がれ、流れ、土がたまって雑草が生えてきます^q^ この雑草は夏になると手の施しようがありません。 むしってもむしっても生えてきます。 除草剤も効果が薄いですし、そもそもおおっぴらに撒くのはためらわれる場所ですしね。


repairing floor

ということで、ホームセンターへ行って道具と材料を購入してきました。
使用するのはモルタル。 セメントに砂を混ぜた物です。 それを混ぜて塗るためのコテ。 ブラシ。

購入したモルタルは3種類。 普通のモルタルと、速乾性を謳った物と、繊維質が混ぜ込んであって薄く塗っても耐える物。 他にも接着剤の成分が入っている物や、流し込む物などあるそうです。 要検討ですね。


砂+石+セメント+水=コンクリ
砂+セメント+水=モルタル
セメント+水=ノロ

↑こういうことらしいです。
当初は全て別々に購入して混ぜるものだとばかり思っていたのですが、必要な物を全て混ぜた状態で袋詰めにて売っています。 便利な時代です(*´ω`*)


初めての作業なので、まずは一度施工して様子見をしなければいけませんが、どこも檀家さんのお墓で埋まっているのでなかなか「お試し」というわけにもいきません。

repairing floor
いきなり道のド真ん中は・・・

repairing floor
・・・ちょっと大きいかなっ(小並感

いや、本当に、修繕するところはいくらでもあるんですけどねw

結局チキりながら選んだのがこちら。 万霊塔の前。

repairing floor


場所が決まったら、まずは箒で掃除して、水を打って細かい砂などを洗い流します。 本職の方だと表面を荒らすために丁寧な下処理をするそうですが、素人ですから!

repairing floor


準備ができたら、今度はモルタルを練ります。
実はモルタルを練るためのバケツを買い忘れたんですが、まぁバケツ程度そこら中に転がっております。 しかし昔使っていたステンレス製の洗面器があったので、開口部が広い方が良いということでそちらを選びました。

repairing floorモルタルの袋は1.3kg。 裏面の説明によると、一袋分の材料に対して水は200ccで良いとのこと。 水200gって、なかなかの少量です。 実際混ぜるのがとても難しく、初日はずいぶん水っぽいモルタルを作ってしまいました。 水を多量に含むほどに、硬化してその水分が抜けた時に中身がスカスカになり、強度が落ちるそうです。


ここからは作業に入ってしまうので写真がありません!w いきなり塗り上がったところをご覧ください。

repairing floor

漆喰の壁を塗っているわけでもないので、素人でも何の問題もなく作業できますね。

ここは人が歩くだけなんですから強度らしい強度というのは必要ないのですが、またすぐに割れて崩れてしまうような脆さでは困りますね。 様子見をしながら補修していこうと思います。
スポンサーサイト
2015/02/19 Thu. 20:16 | trackback: -- | comment: 0edit

コメント

コメントの投稿
Secret