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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

 

068.jpg 前回の記事は物量に負けて中身の薄い記事になってしまったと反省しています(´・ω・`)
しかし写真点数が多くて大変でした。 今回は前回の続きで、フロント側エルゴパワーを分解した際、リア側と違った部分を主に取り上げて記事を書きました。

The difference of right and left ergopower.
ということで、上の写真の通り、すでに左エルゴパワーを全分解してあります。
052.jpg気づくのは、ラチェット部分の部品の構造が違うということです。 こちらが右側のエルゴに入っていたラチェット機構ですが、星形の壁をベアリングがなめるようにして機能することが分かります。
ベアリングはバネで押しつけられていて、星形の壁にあわせてバネが伸び縮みして1クリックを数えるという仕組みです。

それに対してこちら側のラチェット部品は(寄せた写真がなくて申し訳ありませんorz:一番最初の写真の、並べた部品上段右から3番目と4番目ですのでご覧ください)星形のレールではなく穴が開いているだけです。 1回クリックするごとに、その穴を1つずつ飛んでいるんですね。 しかもその穴と穴の間は不規則です。
だから右に比べてガチッガチッというクリック感があるんですね。

さて、こちらも前回と同じように、各部品にマイクロロン処理を施してからまずはベアリングをセットしました。
053_20090215003754.jpgマイクロロン処理についてはいずれ専用に記事を書きたいと思っていますが、私がこのケミカルについて気に入って使っている点は寿命を削らず性能を向上させるところです。 古今東西様々なケミカルがあり、どの会社のどの製品を使ったらよいのか・・・悩むところが多いですし、おそらく解など見つかるべくもないでしょう。 しかしその中の多くは性能は向上しても寿命が短くなるもので、使ってむしろ耐久性がのびるというのは珍しいのです。 一番わかりやすいのは研磨材が含まれているグリスなどで、確かに抵抗は激減して回転しやすくなるかもしれませんが、パーツは短命に終わるでしょう(´・ω・`)
勝負の世界にはそれでも使いたい場面もあるのです。 しかし私はそういうのを望んでいるわけではなく、まさにマイクロロンは私の要望に応えてくれていると思います。

070.jpg前回は省いた、前レバーの組み立てです。
ギザギザのラチェット部分はこのように乗せて組み立てます。








071.jpgその上でバネと抑えを乗せ、











072.jpg同じく軸で後部から貫きます。











073.jpgおそらく新型エルゴパワーで一番難しい、バネ部分を入れます。
このあたりも右側と同じです。









この後はまた取り外した順に落としていくだけなので省略させてもらって、左だけに付いている最後のバネの取り付けを載せたいと思います^ω^

074.jpgまずこの状態まで組み上げます。 この状態は最初の写真で言う、外して並べてあるパーツ・上段左の2つ以外を全て取り付けた状態です。

今からこのバネの端を白いパーツの溝に入れるわけですが、ペンチを使ってもさすがにこの距離を入れるのは骨が折れるので、軸を動かしてバネを入れやすい位置まで溝を移動させましょう。

075.jpgここまで持ってくれば、ペンチで端をつかみ、溝の上まで持ってきて指で押さえれば入ってくれるはずです。








076.jpg かなり簡単に入りますよ^ω^b

あとは残りのパーツを同じように組み立てて完成です。








前回の日記は写真があまりにも多くて十分な説明ができなかったので、ぼちぼち追加で編集していく・・・かもしれません^^;
今年のエルゴパワーを分解してみて率直に感想を述べると、本当に分解しやすい手元変速です。
 やったことがないから実体験として述べているわけではありませんが、シマノ・スラムの手元変速と比べてその修理・メンテナンスのしやすさは比較にならないでしょう。
077.jpg実は新品でこのエルゴパワーを初めて触ったときは、今回とりあげた左の動きが渋く少し不満でした。
動きもどこか不規則・不自然でどうしたものかと思っていましたが、このように一度分解して各部を調べ、グリスアップして再度組み立てしたところ解消されました^ω^
当初は新品を分解することについて内部を調べるためだけにやりましたが、終わってみれば思わぬ収穫もあったということです。
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2009/02/15 Sun. 01:14 | trackback: -- | comment: 2edit

コメント

イタリア

部品数が減りメンテがやり易くなったとは言え これだけの部品数を使い 色々な使用条件の中で確実に作動させる品質は凄いですね

フロント側を組み直し 調整した事で調子が良くなったとの事ですが 製品管理、出荷前でその手応えを検査担当者は当然感じていたはずですよね
それなのにそのまま出荷するのは カンパと言えやはりイタリアのお国柄?

Kino #YVWDSDMY | URL | 2009/02/15 22:57 * edit *

>>キノさん

>お国柄?
どうなんでしょうねw
確かに動きがよくなったんですが、組み立て直したことで実際にどこが改善されたのかは私には分かっていません。
何にせよ、組み立てで直るようなものでよかったですw

ZENSHOJI.inc #- | URL | 2009/02/15 23:12 * edit *

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