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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

立場の違う寸法評価 

遠くヨーロッパにいらっしゃる(らしい)マッサージ師の方。 今からでも遅くないです、千葉さんと確認しましょう。

We need to understand about difference of standing between customer and builders.



いつだか、リーチとスタックをフレーム選びの基準にしようという主旨の記事を書きました。
そして今回、アマンダの寸法をその通りに決めて、注文しました。

諸々の理由あって、私はスタックを指定しませんでした。 それで千葉さんが寸法を出してくれたので目を通したのですが、どう考えてもシートサイズに対してスタックが小さい数値でした。 そこから今日の話題が生まれたのですが、まずはこれを見て下さい。


名称未設定 1


これが、世間一般で言うところのリーチとスタックだろうと、私は認識しています。

最初に言っておきますが、リーチとスタックというものは規格で決まっているわけではないので、厳密には「正しい解釈」など存在しませんね。
ですが「一般にはこのように考えられることが多い」という認識は確実に存在するのも事実で、ここに挙げたのはそのようなものです。

では一方、千葉さんはどのようにリーチとスタックを認識していたのか?


a_vedited-1.jpg

芯-芯の座標でリーチとスタックをとらえています。 便宜上これをアマンダリーチとしましょう。

この差は立場の違いから生まれたものですね。
元々リーチとスタックというのは、フレームを作る側にとっては何のメリットもないものです。 もしメリットがあるとすれば、それを表示することでより多くのお客さんが買ってくれる可能性がひろがる事です。 リーチとスタックは、ユーザーが自分のポジションを再現できるか確認するために考えられたものだと思っています。

それに対して、このアマンダリーチは何なのか?
これは完全に作り手が必要とする数値ですね。

「なぜリーチとスタックを客が指定してくるようになったのか?」という事を知っていればこういう間違いは起きないと思いますが、千葉さんは現時点ではご存知ではなかった あるいは考えなかった、ということです。



また、今回私はフレームをフルオーダーしています。 そして今回以後も、おそらく市販品のフレームではポジションが出ないと思います。
フルオーダーの場合、もっとユーザー寄りのリーチとスタックが適用可能です。

それはステム下端の芯座標
私は今回これをリーチ390mm、スタック520mmと定めたのでした。

ここから全ての寸法が根っこのように生えて、計算上このように決まりました。

無題_edited-10

この計算は三角比によって超☆アナログに求められたもので、誰でもできると思います。



【まとめ】
千葉さんのところへ行った時、千葉さんはこんなことを言っていました。

リーチとスタックかぁ。 そういえば最近、その2つだけ指定して後はおまかせで作って欲しいってお客さんがいたなぁ。 彼はマッサーで、今は海外からファックスを送って注文してくれたんだ」


さぁ、その筋では有名であるというマッサーの方。 自分の予想と2cmくらいは違う自転車が上がってくる可能性大なので今すぐ連絡をとりましょう。
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2013/08/02 Fri. 14:12 | trackback: -- | comment: 2edit

コメント

なるほど、そういうことですね。

マッサージ師は私です。最初リーチスタック指定しジオメトリー貰った段階ではブログでのご指摘通り、妙にサイズでかかったんです。その後数度のやり取りで結果当初より3センチ以上位小さいサイズでのオーダーとなり、希望通り完成してます。昔の鉄パイプ時代は芯々、芯トップとかで指定してましたからね。そんなことすっかり忘れてました。なるほど、ありがとうございます。

中野喜文 #qNXjQhIg | URL | 2013/08/02 22:30 * edit *

>>中野さん

まさかご本人からコメントを頂くとは思っていませんでしたw

ざっと考えてもトップチューブの半分(約14mm)とそこからヘッドパーツまでの高さ(だいたい10~15mm以上?)が加算されるとすれば3cm大きいというのはその通りでしょうね。
この寸法差はけっこう大問題です。

選手を理解するためにフレームをお作りになったと伺いました。
たいへん研究熱心でいらっしゃいますね。

ZENSHOJI.inc #- | URL | 2013/08/03 22:13 * edit *

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