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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

あけましていつも通り 

あけましておめでとうございます。 新年一発目の記事であろうとも、私と このブログは平常運転です。

Vista Pedal with clip皆さんは理想の自転車を追い求めていますか? 私は常に追い求めています。 追い求めすぎて、「あーやっぱピストいいわ」ってなってるのが今です()  例えば、ずいぶん一般まで浸透した楕円形チェーンリングなんていう物も、あれも理想の自転車を考えた人々の結晶です。 私も使いました(割と長いこと)。 そして今思うのです。 楕円って破綻してね? ・・・と。

Really oval chainrings supply me increased power?

ずいぶん前に、私はこんな記事を書いています。 思えばこれが、 Vista Bikes の特殊クランク&ペダルを取り上げた最初の記事だったと思います。 当時の内容は Vista の特集というわけではなく、あくまで Q ファクターに関する考えを綴った記事であって、扱いも“ついで”程度でした。

私は身長 170 cm 以下で、BB ~サドルトップも 650 mm 程度しかありません。 見事な短足であり、クランクは 165 ないし 167.5 mm 程度が望ましいところです。 それでも、路上走行するロードレーサーには 170 mm のクランクを使っています。 それ以下の長さでは踏み込みが重くなりすぎるし、そもそも選択肢が少なすぎるからです。

ペダリングに支障を及ぼさないクランク長には限度があります。 正直私に 170 mm は長すぎるのではないかと思っています。 やはり 167.5 mm を使いたい。 あるいは 165 mm でもいい。 しかし、ペダリングがずっと重くなる・・・。

そこでふと気づきました。 Vista はチビを救うことができるアイディアなんだ と。

Vista クランクを使うと何が起こるのかを知らない人も多いと思います。

ペダルが 2 cm 弱 前に出て
同じくらい下がって
使用するクランクのそれと同じ円軌道を描く

これです。 チビにとってこれはすさまじい効果です。 例えば 165 mm のクランクにこれを用いるだけで、175 ~ 185 mm のクランクを踏んでいるのと同じ踏点を得られるからです。 (※中には「真円軌道を描かない」と言う方もいますし、そう使えないことはありませんが、偏芯なのでこぎ方による差が大きいと思います。 私は基本的に真円に近い軌道を描くものと考えていますし、そのように使いたいです。)

Vista がこのクランクでやろうとした事は、踏めるところで踏めるようにしようという発送で、それは楕円チェーンリングのコンセプトと基本的に同じです。 しかし、楕円と Vista とでは、その取り組みように天と地ほどの差を感じます。 楕円チェーンリングにとってのそれは、「踏めるとこではもっと踏めるんじゃない?(着想)」 「そうだよ、実は踏めるだろ?ほら踏めよ、オラッ(直径増加)」「その代わり踏めないとこでは小さくしてもいいんじゃない?(直径減少)」という具合です。 一方 Vista は、「踏めるところって限られてるよね?(着想)」 「そこではもっと力が得られるようにしとくよ!(踏点延長)」という感じ。 着想が同じでも、やってる内容は全然違います

私が楕円チェーンリングを使って最大56Tを踏むのだとしても、それは結局、165 mm や 170 mm のクランクのまま 56 T を踏んでいるに過ぎません。 当たり前ですよね。 別に、そこに機材的アシストがあって、踏むための力が増しているわけではないのです。 そういう意味で、ただの楕円には、あともう一歩が足りない。 だからアワーレコードでは Vista + O.Symetric だったのです。 楕円だけでは、ある意味根性論に近い。 Vista に付属するチェーンリングは元々楕円形であり、Vista 自身が既に、ただの楕円チェーンリングからさらに一歩進めて、大きな歯車に、より長いクランクで出力できるよう設計したのだという認識を新たにしたところです。

しかし Vista ってやつは、どうしようもない製品なんですよ・・・orz

専用 BB を使うことが必須だというのに、規格互換性のアップデートは一切なく、完全に過去の遺物状態です。 売れないサードパーティによくあるパターンです。 現状では JIS BB にしか付きません。 選択できる歯数も、アウターなんか 50 / 53 T の 2 つしかない。 むろん、我々チビのために作られたわけではないので、肝心の 170 mm 未満の長さがありません。 唯一評価できるのはスパイダーアームの固定方式くらい。 こういうラチェット的な細かな嵌め合いなら、楕円チェーンリングの角度を自由に変えることができそうです。


改良を望めるならば。

165 / 167.5 mm は絶対に追加
BB30 もしくは HollowtechⅡ 準拠
両クランクとスピンドルが完全に 3 つに分解できる 3 ピース構造
Q ファクターは 150 mm 以下に抑える

この仕様はつまるところ改造ベースになり得る設計にしてほしいということです。 例えばスパイダーアームを有名他社クランクと同じ嵌合形状にしておけば、どこぞの物好きがスパイダー式のパワーメーターを付けたいと思った時に、既に選択肢があるわけです。 同じく BB スピンドルも 3 ピース構造にしておけば、軸だけ交換すれば様々な対応ができます。

現実的には Vista 社がこういった改良を 1 つでもしてくれる可能性は明日隕石が我が家に墜ちるくらい“ない”事だと思います。 でも私は俺はボクはほしい。 なので某所に働きかけてみました。 やってくれるかどうかはかなり怪しいですが、押して押して押しまくってみようと思っています。

だって、理想の自転車のためですもの(*´ω`)

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2013/01/01 Tue. 12:41 | trackback: -- | comment: 2edit

コメント

Vista crankを使い一年はすぎてます。仮想BB下がりが大きくなるので、ペダルをすらないようにmeridaのBBハイトが高いフレームを使っています。開発者に改善要求を直接出してますが、対応はやかやか遅そうです。

unknown #- | URL | 2013/01/02 03:18 * edit *

>>名無しの権兵衛さん

>開発者に改善要求を直接出してますが、対応はやかやか遅そうです

遅そうどころか対応なんてする気ゼロだと思いますよ^q^

ペダルをこするこすらないは大問題でしょうね。
私はオーダーフレームなので使うならハンガー下がり自体を上げてしまいますが、市販フレームを使う人はそういう発想は無意味ですものね。

実際の使い心地はいかがですか?

ZENSHOJI.inc #- | URL | 2013/01/02 05:44 * edit *

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