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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

その剛性は何に対して必要なのか 

色々な意見があります。 色々な理論があります。 科学や数学があります。 でもそれは世界を見るひとつのファインダーにすぎないので、私たちが直面する様々な現象を、間違いなく言い当てているのかどうかは証明ができないのです。
世間一般で見過ごされている事も、あなたがそう感じるなら可能性は否定できない。 だから素朴に感じたことを、試してみたり、考えてみたりすることがより良い自転車との付き合いを生むのではないでしょうか^ω^

そんなこんなで、今回はディスクブレーキの是非について書きたいと思います。
(もしかしたらこのシリーズ、別ネタで続くかも?)

Our bicycles are already enough strong, I think...



私は次に作るアマンダに、ディスクブレーキを導入しようと考えていました。 こうしてディスクブレーキ・ロードが普及の兆しを見せる前から考えていたことで、Sanomagicの木リムを使いたいという気持ちが発端でした。 基本的にはブレーキパフォーマンスの向上が世間ではディスクブレーキ導入の最大の動機になっているはずですが、私はこの時点から違いました。

元来私の趣味趣向として、機能を分割させるのを支持する傾向があります。 それは例えばVertebraeに代表されます。
Vertebraeは三層構造になっていて、それぞれが異なる役割を担っています。 外側のシュリンクカバーは雨や汚れからワイヤーを守ります。 真ん中のセラミックピースは“骨格”の役割。 内側のテフロンライナーは、ワイヤーとの接触を円滑にします。 このように、それぞれの役割がハッキリとした製品を熱烈に歓迎する傾向が私にはあります。
ディスクブレーキにも同じ事を感じており、リムやタイヤ、スポークは車輪としての機能を果たしてほしいと思います。 リムがディスクローターの仕事を兼ねるというのは、ムリがあると思うのです(・ω・`) 将来的には不可能ではないかもしれませんが、現時点では、熱でリムが熔ける、摩耗してウォールが薄くなるといったデメリットが解消できていません。
だから私は、ディスクブレーキを導入しようと考えていました。

ディスクブレーキを使う場合、色々な箇所に強度・剛性の補填が必要です。 例えばヘッド規格はワンポイントファイブ(下ワン 1-1/2")で、フロントフォーク自体に大変な強度が求められます。 リア三角はまだマシかもしれませんが、ホイール自体にも同様の工夫が必要です。
ここで問題なのは、そういった強度補填は様々なところに影響するのではないか? という事です。 なんだか手放しに話が進んでますが、私からすると非常に短絡的な考えに見えます。
「剛性はあればあるほどイイ」というウルトラストロングな競技志向の方もいるとは思いますが、それだってどうなんだろうなぁと思います。 私はホッケーでカーボン製のスティックを使っていますが、いくつもFlex(硬さ)が用意されていて、自分の筋力に見合った物を使います。 実際そうした物を使っている私が言いますが、柔らかすぎても硬すぎてもどうにもなりません。 硬すぎればシュートが飛ばないし、柔らかすぎたらハンドリングすらままならないし。 もうひとつ余計に言うと、自分の筋力やパフォーマンスはその時々によって変わるので、自分が丁度良いと思える事なんて滅多にありません。
そういう状態で、ブレーキの為だけに剛性を上げるといいます。 その剛性アップは、走るために必要なものだったのでしょうか? もちろん「自転車で走る」という行為の中には、進んで(漕いで)、曲がって、止まるという3つが含まれています。 しかし単純に進むという行為の中に、この剛性アップは必要どころか悪影響を及ぼさないでしょうか? ディスクブレーキでなければ必要なかった強度 それは走るために本当に必要ですか。

正直「必要だから剛性上げます!」はかなり怪しい。 臭い。

それでもディスクブレーキが魅力的なのは変わりません。 木リムの安全な運用。 あるいはカーボンリムだって同じです。 さらに熱いのは、ブレーキ当たり面を一切考慮していない完全なるエアロリムの登場
私は伊豆で乗ることがあるので、あの険峻な土地を下る時にはブレーキを多用せざるを得ません。 しかも苔が生えている道も多いし、ブレーキは停止寸前までかけることもあります。 だからディスクブレーキは魅力的なのです。

ここまできたら後は千葉さんと相談の上決めることになりますが、私はディスクブレーキという物に疑問を感じています。 魅力も感じています。
皆さんはどうでしょう。 全ての要素を考えて、納得した上で採用すればきっと後悔しないはずです。

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2012/11/12 Mon. 12:40 | trackback: -- | comment: 0edit

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