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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

創造する側になりたい 

やはり人間というものは、「人生一度はうp主と呼ばれてみたい」的な感情がきっとどこかにありますよね(´゚д゚`)
Making of large pulley cage for Campagnolo世界中見渡してみると、やはり最終的に一番ヤバい印象を与える自転車というのは、他にはないワンオフのパーツが付いていることが多く、さらに言うと、その所有者が自分で自作しちゃってたりするわけです。

There is no way without making yourself.


前々回あたりに書いた記事で、2008年モデルのCampagnolo “Record”のリアディレイラーを一部分解しました。 で、結局「本来の目的」というのは書かずに終わってしまったんですが、最初にそれを申し上げておこうと思います。

15Tのラージプーリーケージ付けたいです!><

私が短い期間とはいえシラミョーロという暴挙に踏み切ったのは、15Tのプーリーケージがその理由の1つでした。 性能が向上する上にかっこよくて、さらに他の人が全然やってない・・・? 私がこれに手を出さなかったら病気が疑われるというものです。

まず、この15Tのケージについて少し説明しようかと思います。
15Tのプーリーがなぜいいのかということについては、英語にせよ、きちんと理論的に説明しているページがどこかにあるのでそっちを当たって下さい(笑) ネットの広大な海の中に、そういう記事が確実に1つ以上あることは私が保証いたします・・・私がいつか見たんですからね^ω^
私がここで述べるのは、具体的にどうすれば15Tのプーリーケージが使えるのか、ということです。
まぁ正直、どこでも好きな工房・会社の15Tケージを選んで購入し、それを組み付ければ何の問題もなく動作します。 組み付けも、私が壊してしまったSuntour “Superb”に比べればずいぶん簡単に組み付けができるようになりました。 3大コンポメーカーどこのRDであっても、物怖じする必要はないと思います。 ダメだったら、近くのお店に持って行けば何の問題もありません。 「他の所で買ってきたパーツはダメだ」とか何とか言われたら話は別ですが、「あぁー ウチじゃあできないね」と言われたら間違いなくその店はクソですから他の所に行きましょう。
・・・しかし 私が使っているRecord・・・それも今の物でなく2008年以前に生産されていたモデルにこのようなケージを装着したい場合、実に問題になります。 なぜかというと、「物」がないんです。 プーリーケージその物が売られていません。 新型(現行型)でさえ、Campagnolo用のラージケージを作っている所は現在1社しかありません。 以前、唯一適合する物を販売していたドイツのGS-Carbonpartsはとっくに店を畳みました(・ω・`) 今頃、中の人・Stefanはどこで何をやっているんでしょうね・・・。
工房が揃ってCampagnolo用を作らないのには、理由があります。 単純に、作るのが面倒なんですw 文章で説明するのはちょっと難しいので割愛しますが、ほとんどの工房のリプレースメントのケージというのは、ただのカーボン板を加工して作られているのです。 型を起こして製造しているのではありません。 つまり、立体的で、ふくらみのあるような構造はご遠慮下さい・・・というのが各工房の本音であろうと思います。
つまり、GS-Carbonpartsのケージが手に入るという幸運でもない限りは、現行型になる前のCampagnoloに15Tのプーリーケージを付ける一般的手段は、現在はないということです(´・ω・`)

しかし欲しい物は欲しい。 これはもう仕方がない・・・自分で作らないと!
ということで、'08 Recordに付けられるケージを自作する計画が発動しました。


詳しい工法は順を追って説明していくのであえて述べることはしません。 まぁ、いくつかの部品を今付いている純正のプーリーケージから拝借して作る計画なので、まずはそれを破壊するところから始まります。
Making of large pulley cage for Campagnoloこれがバラバラにされる前の最期の勇姿(笑)です。 この中で、ディレイラー本体とケージを繋ぐシャフト部分と、中にBテンションスクリューが入っている小さな筐体部分を取り外して流用したいところです。 ただし、筐体部分に関しては自作することも五分五分で視野に入れてスタートしました。 一方シャフトは自作不可能だと感じたので、何が何でも取り外さなければ計画は失敗に終わるでしょう・・・(`・ω・´)

Making of large pulley cage for Campagnoloまずはこのようにして、一番上の方から切れ込みを入れていきます。 使っているのはLenox製のごく普通の鉄鋸です。
別に部品を細切れにして廃棄処分にしたいわけではないので、頭には常にどうすれば自分のほしい部位を救出できるかという点で考えを一貫しておきます。 こうして狭い間隔で切れ込みを与えていくのは、この状態でプライヤーなどを用いて捻ったりすれば、うまくポロポロと取れてくれないかな?と考えたからです。 結論から言うとそんな甘いものではなく、カシメた上に接着剤が使われていたので、何をやっても根っこは全部残ってしまいました(・ω・`)

Making of large pulley cage for Campagnoloアテが外れたので、とった行動がコレ。 厚さはだいたい2~3mmほどのカーボンに対して、横から刃を入れていきます。 真ん中を割るか、うまくいった一部では厚みに対して刃を2回入れて、左右から作業するためのスペースを作ります。
また、基本的に上以外は作業していません。 これは、一気に全部切り離してしまうと万力に固定できなくなるからですw 手で持つにも苦労するようになりますから、何も考えず、できるところをとりあえずいぢる的な行動は慎むようにします。 現実世界はゲームと違ってリアルに“詰む”場合があるので注意。

作業の都合上、上の作業は少しやったところで止めておきます。

Making of large pulley cage for Campagnoloこちらは、鏨(タガネ)を使ってBテンションスクリューの筐体部分のカシメを破壊しているところです。 後ろに写っている赤いのが鏨なんですが、家にあるのはこんなバカでかいのしか・・・orz もっと手頃な大きさの物があれば、もう少し楽に作業が進んだと思います。

Making of large pulley cage for Campagnoloこうやって筐体が外れたら、さっきやっていた作業を再開。 どんどん横から割りを入れていきます。
割りが180゜以上入ったら、千枚通しのような鋭利な物を金槌を使いながらトントン叩いて、接着剤でくっついているカーボンを引きはがします。 ある程度までやったら、いよいよカーボン部分を全部切り落としてから360゜全てに同じ作業を施して、ここからカーボンを全て取り除きにかかります。

Making of large pulley cage for Campagnolo外れたまひた!

で、ここからがまた問題だったんですね。 私は当初から、
シャフトが具体的にどのような手法でカシメられたのか疑問に思っていました。 シャフトの内側に痕があるわけでもなく、素材その物は加工の難しいチタン・・・故に、それ自体を曲げてカシメたとも考えにくい。 しかし現実に不可逆なかたちでシャフトとケージは留まっていました(・ω・`) まったく謎です・・・。
しかし謎だろうと何だろうと今の私には大した問題ではありません。 重要なのは私が使える形で得ることのみ!(´゚д゚`) カシメが付いたままでは私が加工するのには使えませんから、なんとかしてこのカシメ部分を削り落とさないといけません。 家にはボール盤はあっても旋盤やフライス盤はないため、ヤスリで地道に削る他ないと思っていましたが・・・発想の転換でボール盤を利用してきれいに削ることに成功。 最終的にこのような姿になりました(*´ω`)

Making of large pulley cage for Campagnolo

いやー、これでようやく流用できる状態になりました。 もしここまでできなかったら、Recordをただぶっ壊しただけになってしまうところでしたからねw 少なくともここまでたどり着けてほっとしています。
シャフトはこうして流用することが決まったわけですが、スクリュー筐体の方はどうするか迷っています。 作業中にかなり目立つ傷が入ってしまったのと、必ずしも私が望む形をしているわけではないので、ちょっと微妙かもしれません。 使わない場合は、筐体も自分で自作することになります。 それはそれで難しい予想が立てられているので、かなり悩むところです。

本当は、全部が本当にできあがって、動作も完璧だったらブログで記事にすればかっこよかったんですが・・・。 そんなことも言っていられないくらい時間がないので、こうしてフライングで記事にしてみました。 自分でも正直成功するかどうかは五分五分だと思っています^q^
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2011/01/17 Mon. 01:03 | trackback: -- | comment: 1edit

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続きを楽しみにしてます。

444 #- | URL | 2011/01/24 23:21 * edit *

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