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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

きっと第二第三の俺が(ry 

いきなりではあるのですが、この記事をもっと早く書いておくべきだったと少し後悔しています。 細部は大部分忘れてしまって、なかなか思い出すことができません・・・。
今回はいわゆる「スラミョーロ」、「スラニョーロ」について書きます。

It's also important that each pull power between RD and shifter.

「スラミョーロ」というのは、SramとCampagnoloの変速系統をごちゃごちゃに使うことを言います。 まぁ・・・広義で言えば、変速に関わるパーツ以外でもこのように表現するのかもしれません。 ただここでは、ただ組み付けるだけでは正常に動作しない類のパーツを、どうにか連動(シンクロ)させることを呼びたいと思います。
以前からShimanoとCampagnoloを連動させる「シマニョーロ」は存在しましたが、Sramは後発なのでなかなかやる人はいませんでした。

なぜ私がスラミョーロをやろうと思ったのか。 別に最初からスラミョーロがしたくて部品を買ったわけではありません。 最初はSram Redのコンポをきちんと合わせて使っていました。 ところがSramのブラケットの握り心地の悪さに私は愕然としました・・・orz
軽量化だろうが機械的制約だろうが、ブラケットのサイドをぶち抜くたぁ何事だ!!
Sram Doubletap lever dismantle 03あの内部の簡素さ、メンテナンスの容易さ、軽さなどなど、Sramのブラケットはそういう点だけに目を向ければ非常に優れていると感じました。 これは複数の他の人からも、同じような感想を聞いています。 しかし私にとって、ブラケットの中指を添える部分がきれいになくなっているなんて・・・ありえませんでした/(^O^)\

かくして早々にSramへのあこがれを打ち砕かれた私は、なんだかむしゃくしゃしてきました(笑) だってけっこうお金も使っていましたからねぇ・・・(・ω・`) RDに関しては、プーリーケージを15Tのラージプーリーが入るようにサードパーティ製の物に交換していました。 このまま使わなくなるのはもったいない・・・。 ということで、RDはそのままにシフターだけCampagnoloに戻すことにしました。

実は、スラミョーロに限らずこの手のことを以前から考えていたのです。 例えばシマニョーロの場合、定番なのはJtek Engineering “Shiftmate”を使うことです。 自分の使う組み合わせを表から確認して、それに対応するShiftmateを装着すればたちどころに変速系統をチャンポンできる優れモノです^ω^
まぁ・・・こんな記事を見に来る人というのはきっとこの手のことを終始考えているような人ばかりでしょうから、今さらくどい説明をするのも気が退けるのですが・・・。 Shiftmateにせよ他のどんな方法・方策にせよ、それらが何をしてシンクロを実現するかというと、それはひとえにワイヤーの巻き取り量を調整しているのです。 スプロケットの歯間隔を変える以外は例外なくこの内容です。
Shiftmateと違う方法でこれを実現したのがGrowtac “Equal-Pulley”です。 この商品は、シフター内部に入っているワイヤーを巻き取る部品なんですね。 巻き取りリールが大きくなるほど、それだけ大量のワイヤーを巻き付けることになります。 この部分の大きさや形を調整することによって、ワイヤーの引っ張り量を調整するのがEqual-Pulleyです。 実際私はこの方式が大好き(?)で、Shiftmateは見た目的にちょっと遠慮したい感じでした^q^

ところが、Equal-PulleyにはShimano-Campagnolo用はあっても、Campagnolo-Sram用はありません。 シマニョーロにしか対応していないということです。

ところで、実際に各社の製品は、1回のクリックでワイヤーを何ミリ引くように設定しているのでしょうか。 私は今回SramとCampagnoloしか興味の対象ではなかったため、Shimanoについては調べていません(´・ω・`)
Sramのシフターは、1回のクリックにつき3.1mm引っ張るように設計されています。 トップから2ndに移動するのも、9thからローに移動するのも全部3.1mmで引っ張ります。 というか・・・まぁそれが普通ですよねw
ところがCampagnolo(最後期10速)の場合、トップからローへ向かってどんどん変速していくとすると、最初の5クリックは2.5mm、次の2回は3.0mm、残りの2回に至っては3.5mmで引っ張っています。 私の場合、これまた11速には興味がなかったため、そちらがどう引っ張っているのかはちょっとわかりません。
確か、Shimanoも引っ張り量が一定だったと記憶しています。 つまり3大コンポメーカーの中で、ワイヤーの巻き取り量がこんな風に揺れるのはCampagnoloだけということです。

DSC01029_edited-1.jpgCampagnoloがどのようにしてワイヤーの巻き取り量を変えているのかというのは、この写真をみてもらえればわかるのではないでしょうか。
よーく見てください・・・よーく、よーく・・・。
あからさまに、歯の間隔が大きいのがありますよねw これは、1回のクリックでたくさん回したり、小さく回したりして引っ張り量を調整しているということです。
実はこれがマズい!w こういう風にされると、歯車を作り直す以外にシフター側で調整する方法がなくなってしまいます。 例えばこのままの状態で巻き取りリールに細工をしたところで、シンクロさせるためには径を5mmほども増やさなくてはいけない計算になってしまいます。 そんな隙間はシフター内部にはありません!\(^O^)/

それでもメゲない私は・・・小回しをやってみました。 「小回し」というのは、Shiftmateのやっていることを擬似的に再現する方法です。 同じく「大回し」というのもあります。
DSC00967_edited-1.jpg大回し小回しも、ワイヤーの留め方のことを言っています。 写真は私がやった小回しの図。 外側を通して留めるのが通常のやり方です。 それに対して、内側を通すことで小さく取り回しています。
「レバーで引っ張る量よりも、実際にはもっとたくさん動かさなければいけない」場合に小回しを使います。 Campagnoloのレバー側にインプットされたワイヤー巻き取り量はバラバラですが、だいたい平均化すると2.8mmくらいになりますから、均一3.1mmで引っ張らなければいけないSramに比べるとだいぶ引っ張り量が小さく設定されていることがわかります。 よって、この場合は小回しにするわけです。

実は、この小回しを使って組み上げるだけで、“一応”スラミョーロはシンクロします。 少なくともメンテ台の上でなら。
しかし実走してみるとどうでしょう・・・? これが、あまりうまくいかないんです(・ω・`)
うまくいっていない時にどういうことが起こっているのかというと、RDが中途半端な位置で移動を停止していたりします。 せっかくシフターには丁度よい巻き取り量がインプットされているはずなのに、ワイヤーを手で触るとブヨブヨたるんだりしています。
これ・・・どういうことかとずいぶん悩みましたが、RDのバネ力が弱いという結論に達しました。
例えば、微妙な力加減で、次のギアにシフトする手前で変速を中止したとしますね。 すると、普通なら適正な位置にRDが自動で回帰します。 それがなぜ可能かといえば、常にRDのバネがワイヤーを引っ張っているからに他なりません。 そうすると、実はシフターとRDの間のバネ力の相関関係というのは、とても重要なのだということがわかってきました。 シフターとRDのバネ力は、相互に調和がとれていなければいけないのです。
コンポーネントですから当然一貫して設計・製作されている部分なのですが、こんな形でバランスが崩れることもあるんだなぁ・・・と素直に勉強になりましたよw

この点については、実はGrowtacの中の人ともメールを交わし、一致した見解であることを確認しました。 つまるところ、もし仮にGrowtacからスラミョーロ用のEqual-Pulleyが販売されたとしても、それを付けたところでスラミョーロは完全には実現できないでしょう。
私が小回しによる不完全なスラミョーロでどれくらい走れたかというと、実はそれなりに走れました。 でも、調整してもすぐに変速にバラつきが出るようになり、間違いなく完全とは程遠い状況でした。

これからスラミョーロを行う人がいるかどうかわかりませんが、バネ力にも問題があるという点をクリアして、ぜひ真のスラミョーロを実現してください!
まぁ、自分でやるのもあながちありえないことではないのですが、少なくとも今は時間がありません。 日本にはバネを1つから特注でで作ってくれる会社が、実はけっこうあります。 SramのRDからバネを抜き取り、それをバネ会社へ送りつけて、さらに強いバネ力に変更して3~5個も試作品を作れば、きっとどれかは成功するのではないか・・・と、そんな気がします^ω^
こうしてアイディアを公開するのは、ここに書いた多くの情報が、私以外の誰かによって提供されたものだからです。 私はそこから新しい事実を得たに過ぎず、よって私も、全ての情報をオープンにしておこうと思いました。 ・・・まぁ、もともと情報をクローズドにしたことなんてありませんけど!w
きっと、誰かがスラミョーロを完成させてくれると信じています(*´ω`)

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2011/01/10 Mon. 23:08 | trackback: -- | comment: 0edit

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