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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

規格をストックする 

3本+固定車でどこまでケイデンスを上げられるかにちょくちょく挑戦しているこの頃です。 本気のスポーツはホッケーで十分なのですが、趣味といえども楽しむためにはある程度の技量が必要です。 スタンスがまるで違いますから、勝負するためのスキルは必要ありませんけど。
Hashiguchi Extar Proton今回はズバリ「径」に関連して2部分のパーツを紹介します。 どちらも私の自転車に合う径が少なくなってしまって困っているのですが、いつものように私が特殊なことをやって勝手に苦しんでいるとかではなく、これは今やスチールフレームを使っている人なら誰でも苦しむ問題となりました。

Difference of material have made problems about compatibility of diameter.


上の写真は今のExtar Protonに使っているシートバインダーです。 そう、このフレームは鉄フレームなのに、直付けの集合部とシートピンではなくシートバインダーを使う仕様になっています。 わざわざこういう風にしてもらいました。
ビルダーの橋口さんにはCampagnoloのバインダーを使いたいと当初から伝えてあったのですが、特に何の相談もなく、そしてできあがってきた物はご覧の通りの仕上がりだったわけです。

ラグレスなのにシートラグが確かにあり、さらにシートバインダーの被さる部分にはシムがロー付けされていました。

これは私のミスでもありました。 実は、私は当然のようにカンパのバインダーには28.6mmφが用意されているものと 調べもせずにそう決めつけていたのです。 ところがカンパの最小はいわゆる31.8mmφでした。 橋口さんはこのバインダーに合わせるために、こういう工法をとったのです。

わからない方もいらっしゃるかもしれませんが、
28.6mmφという数字は、スチールフレームに乗っている人にはおなじみの径なのです。 鉄というのは非常に人間と付き合いの長い素材ですので、昔から色々と研究され・・・今では研究され“尽くした”と言う人もいるくらいです。 この鉄という素材を使って何か物を作る場合、そういう人の歴史に根ざしたインチ法が効力を発揮するのです。 これだけ根強くインチ法に準拠した規格が残っているのはそのためです。 
こうした歴史的背景もさることながら、実際にインチ法による微妙なサイズに合わせた方が鉄製品がうまくつくれることもあり、自転車のパイプもほぼメートル法ではなくインチ法で作られ続けています。
 28.6mmという太さは、1-1/8"という大きさをミリに直したものです。 1-1/8"と聞けば、真っ先に浮かぶのは現代のステアリングコラム径でしょう。 しかしスチールフレームのシートチューブの径も、同じ1-1/8"で作られているのです。 もちろん、内径は言わずと知れた27.2mmφですけどね。

普通の人はシートチューブの外径なんて気にしないのかもしれませんが、お店の人は多分よく知っています。 フロントディレイラーのバンドをこれに合わせなければいけないからです。
今はバンド式ではなく直付け式を採用するフレームが多いですから、そもそもバンド式自体への需要が減っていると言えます。 そんな状況に加えて、スチールフレームのような細い径のシートチューブも完全なマイノリティとなってしまいました。 他にも理由をつけようと思えばいくらでも出てくるくらい、この
28.6mmφというサイズは需要がないのです。

そこで各メーカーがついに、
28.6mmφのバンド式FD及びFDアダプター、シートクランプなどを作らなくなりました。 シートバインダーについては、鉄フレームでこのように後付の小物を使う人など皆無ですから問題はありません。 しかしFDについてはかなりの数の人が迷惑を被っているようで、シムを噛ませて取り付けざるを得ない状況です。
私はとにかくこのシムを噛ますという調整が嫌いで、できうる限り回避しようと努めます^q^
今手元にあるこのフレームは、既に31.8mmのシートバインダーが付くように加工されていますので問題ありません。 まぁ、本当は問題があるとかないとかではなく、そんな無駄に径を増やすような加工は、できる限り避けるべきですよねw だから次も同じことをするというなら、
28.6mmφに対応したバインダーをきちんと付けるべきです。
Soul-Kozak Seat clamp 今現在私が該当する商品を調べてみると、もうこのSoul-Kozak “Seat clamp”しかありませんでした。 もちろん、ママチャリに付いてそうないかにもな造りでもいいというならいくらでも出てくるのかもしれません。 でも私はそういうのはごめんこうむりたいタチなので、それなりにこだわって探すと本当にこれ1つきりしか見つかりません。 ちなみに私はカーボン製をほとんど排除していますので、その点もさらに選択肢を狭めているでしょう。 しかし、いずれにせよ世間のほとんどの会社では、
28.6mmφのクランプは既に製造しなくなった・・・ということです。
私はこれを今の内に2個ほどストックしておこうと思います。

一方で、直付けFDを台座のないフレームで使うためのFDバンドも
28.6mmφは激減しています。 こちらは私にとっても今必要なパーツです。
Toke TK180私が結局何を選んだかというと、Token “TK180”です。 本当のことを言えば、KNCNあたりのしっかりした造りの物を選びたかったのですが・・・。 Tokenのはちゃっちぃ造りですが、他のに比べればまだマシといったところです(´・ω・`) 他にもMiche製の物があるようですが、Tokenとほとんど同じに見えます。 多分Tokenより質が高いってことはないでしょう。 あまりにも似てるので、同じ工場で作っている可能性もなきにしもあらずw

ちなみに、これと最後まで迷ったのが、Parleeのカーボン製FDバンドです。 Tokenが消極的選択肢だったのに対し、Parleeのは非常に興味がありました!w このカーボン嫌いな私が珍しいものです。 それだけ選択肢が少ないということでもあるのですが・・・^q^
鉄以外の素材のために全てのオーバーサイズが生まれたというのに、むしろこうして鉄時代の規格の部品を探すと、カーボン製品のスペシャリスト達が適合する商品を作り続けているのを発見することが多いです。 前にノーマルサイズのステムで記事を書いたときもふれたのですが、カーボン製品を突き詰めている会社は細いままの旧規格をあえて採用するところが多いです。

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2011/01/07 Fri. 00:40 | trackback: -- | comment: 2edit

コメント

シードバインダ

THOMSONもカタログ上は28.6が有りますね。
削り出しでゴツイですが。

Oga3 #Dy0Je4bo | URL | 2011/01/14 15:25 * edit *

>>Oga3さん

おー 本当ですね!
私が探していたのは軽量で見た目がスッキリした物だったので、Thomsonの物はちょっとそれからは外れていますが・・・でも探しているときは見つかりませんでした。

物が届いたので、記事にいたします。
よければご覧になってください(*´ω`)

ZENSHOJI.inc #- | URL | 2011/01/14 22:52 * edit *

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