04 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 06

実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

覚悟の違い 

現在病院から一時帰宅し、この記事を書いています。 抜釘術は無事成功し、全てのネジを取り除くことができました(*´ω`) 退院は28日か29日の予定ですし、それ以後も1月の初旬頃O.Symetric 50x34Tまでは自転車には乗れないでしょう。 しかし、その間も自転車への手を休めることはありません!
まずは前回の記事で紹介した物が2つ届いたので、順を追って紹介しましょう。

Accept any troubles if you choose 3rd party's.


前回の記事をご覧になってから読むことをオススメいたします。
私が入院している最中に、フランスとスイスから1つずつ小包が届きました^ω^ 当然ながら、前者はO.Symetricであり、後者はExperimental Prototype製のスパイダーアームです。 どちらもかなり簡易な包装で届きました。

基本的にO.Symetricを我々日本人が直販で購入することはできません。 Zeta Tradingが正規輸入していますから、O.Symetricに問い合わせても「代理店を通して買ってくれ」と言われるばかりでしょう。 私が今回ウェブ直販で購入できた理由は2つあります。
  1. 正規代理店であるはずのゼータが、私の欲しい歯数を卸していない
  2. その上、「我々では輸入できない」とさじを投げた
この条件が揃って初めてO.Symetricから直接販売してもらう算段がつきます。
私の欲しい歯数というのは、34Tのインナーチェーンリングのことです。 通常O.Symetricは扁平率の問題で38Tが最小歯数になりますが、BCD(Bolt Circle Diameter)を74mmに落とせば34Tが手に入ります。 このあたりの動機については前回書いたので割愛しましょう。 いずれにせよ、代理店とメーカーの双方に連絡を取り、私が直接取引するしかないということを両方に認めさせることで直販してもらいました^ω^

価格の詳細は以下の通り。

 チェーンリング本体 50T*1枚+34T*1枚 192.31€
 送料 20€
-------------------------------------------
 合計 212.31€
 支払い当時換算 24,353円

当初このように支払ったのですが、少し経って「39.36€を過剰に請求していたので、払い戻すよ」と連絡がありました。 これが当時の為替レートで4,515円でした。 よって最終的に支払ったのは、

 支払額 24,353円
 過剰分 4,515円
------------------
 決済額 19,893円

このような金額です。
バラで売ってくれたのでこの価格で買えたのだと思います。 「バラ売り」という点はゼータにも問い合わせたのですが、返事は「O.Symetricに時々話はするのだけど、なかなか応じてくれない」とのことでした。 また、私の問い合わせのすぐ後に問い合わせた知り合いには、「来年春頃にはバラ売りができる可能性がある」と答えたそうです。

物を見ていこうと思います。 まず気づく点が3つあります。
  1. ギア板の厚みが明らかに薄い 
  2. 変速ピンやそれに付随する刃先加工が皆無
  3. やはり歪み(扁平率)は強い
厚みはノギス計測でジャスト2mmしかありません。 現代の他のギア板に比べると明らかに薄いと思います。 この話はチェーンラインと密接に関係があるはずで、これについては1つ記事が書けてしまうレベルなのでここでお話しすることはしません。 2mmという実測値は世界50億人の楕円ファンの方の参考にしていただければと思います^ω^

O.Symetric 50x34T  O.Symetric 50x34T

アウターとインナーを重ね、スパイダーアームにアウターを乗せるとこうなります(わかりやすいようにスパイダーアームは裏返し)。
O.Symetric 50x34T注目して頂きたいのは特に右側の写真。 スパイダーアームのキワとチェーンリングの間に隙間があります。 だいたい1~1.5mmくらいですが、キッチリとは付きません。 他のクランクに当てがって試してみたところ、これはスパイダーアームではなくO.Symetricの方が狂っていることが確認できました。
Stronglightなどのチェーンリングでもこのような隙間はよくあるのだそうですが、性能上は問題ないのでしょうか・・・(´・ω・`) 全ての個体がそうなのか、それともこれだけがイレギュラーなのか その点は既にO.Symetricへメールを出していますので返事待ちです。

O.Symetric 50x34T  O.Symetric 50x34T

歯先形状や歯裏を見て頂きましょうか。
マジでただの板! シマノがブタ鼻で引き笑いするレベル。
変速ピンも1つとしてナシ。 少しでも“わかる”人であれば、この板に対するに相応しい覚悟が想像に難くないことでしょう。 私はCampagnolo “Gran Sport”くらいは覚悟してます。 旧車ってこういうトコで役に立つのネ。

O.Symetric 50x34TこんなO.Symetricですが、いくつかの付属品が付いてきます。 彼らが言うところの、「あくまでうまく調整できなかった場合の為の小物」なわけですが、O.Symetricがうまくいくなんてことはありえないので最大限活用しましょう^ω^
小物の中には大別して3つあります。 1. ワッシャ類 2. FDスペーサー 3. チェーンキャッチャー この3つになります。 このあたりは組み付けの段階で少し説明するかもしれません。


ちょっと長くなりすぎている気がするので、O.Symetricはこのあたりで区切りをつけて、スパイダーアームの方に移りたいと思います。

O.Symetricを装着するためのスパイダーアームはExperimental Prototypeへ注文しました。
Experimental Prototype BCD 110-74mm spider arm for Hollowgram crankこちらが表面になります。 ウェブにある物とは違って、肉抜きが貫通していません。 ミミズが這ったような痕を見てもらえば分かる通り、削り出しのCNC加工・切削で作られています。 我が家に秤があればいいのですが・・・あいにく持っていないので、取り付けでなるしまに行って忘れていなければ計ると思います。
Experimental Prototype BCD 110-74mm spider arm for Hollowgram crankそしてこちらが裏面。 ボッコボコです。
まぁ本来であれば表まで貫通している物なんですから、それなりに変速性能とか剛性に配慮して作ってある個体・・・と思っています。 E.Pに注文した際にも「軽量化よりも本来の性能に配慮してほしい」と一言添えて送りましたからね。

写真はここにまとめてあります。 興味がある方は参考にして下さい。

支払いはこのようになりました↓

 本体 130€
 送料 17€
-------------------
 合計 147€
 当時換算 16,862

O.Symetricもそうですが、E.PもPayPalを
使って支払い可能です。

このスパイダーアームには、現時点でわかっている重大な問題が1つあります。 それは、おそらくこのスパイダーアームはチェーンラインのことを微塵も顧みず作られているということ。 まぁチェーンラインについては既に述べた通り、ここでは深くふれません。
チェーンラインの説
明を後回しにしますので、それでもわかるように簡単に説明します。 私が使うCannondale Hollowgram Si(現行型のSi Slについては未確認)の純正スパイダーアームというのは、取り付け位置から外側(クランク側)へ向かってアームが伸びる・せり出してくるように作られています。 計測をしていないので正確な数値はわかりませんが、だいたい目視で5mmくらいはオフセットしていると思ってください。
ところがこのE.Pのスパイダーアームは全くの垂直です。 もうこの時点で既に、純正と同じチェーンラインが出ないことを証明しています。 さらにこのスパイダーアームは、アームの内側にアウターチェーンリングを留めるタイプなので、さらに2.6mmチェーンラインが内に寄ります。
この2つの原因からくるチェーンラインのズレは、不文律である43.5mmからヘタしたら10mmほども内側に寄ってしまうかもしれません。 ハッキ
リ言ってありえません\(^O^)/ フリクションの時代だってそんなのありえない。

Experimental Prototype BCD 110-74mm spider arm for Hollowgram crankこれは問題というほどではないのかもしれませんが、写真でnoteを付けた部分(クリックして飛んだ先でカーソルを合わせてください)の厚さがやや狭いのです。この部分の厚みは、アウターチェーンリングとインナーチェーンリングの板間距離を決めています。 例えば私が計測したSram Red BB30の厚は3.65mmありますし、FSA “Team Issue Carbon”で3.45mmあります。 面倒で測っていませんが、カンパはもっと厚くてそれこそ4mmに達するくらいだと思います。
既に述べた通りO.Symetricは板厚がかなり薄くできていますので、厚さはチェーンラインに大きく影響してきます。 この点は、これから追加でO.Symetricへメールします。 私の今後の大きなテーマはチェーンラインとなるかもしれません。 詳しくは近いうちに別の記事を書くので、そちらで!>ω<

主にチェーンラインにまつわるこれらの諸問題について、既にE.Pへ質問のメールを送ってあります。 今はクリスマス休暇だと思うので返事はいつもより遅いです^q^
E.Pに問い合わせる人のために書いておくと、だいたい日本時間の平日16:30~18:00くらいの間に問い合わせたら、中の人がすぐ返信をくれると思います。 いつもそうなので。


うーん、ちょっと1つの記事ではまとまらない気がするし、そもそもまだ両社へ問い合わせている内容がいくつかあるわけですから、今回は第1回目の紹介としてこのあたりで適当に締めておこうと思います。 また続報や組み付けの段になりましたら記事を書きますので、同じ事をしようと思っている世界50億人の楕円ファンの方々はゆっくりお待ち下さい^ω^

スポンサーサイト
2010/12/25 Sat. 19:43 | trackback: -- | comment: 0edit

コメント

コメントの投稿
Secret