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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

現在手に入るノーマルサイズのステム 

今回はステムを紹介したいと思います。
私はDeda “215 shallow”を愛用していますが、これはクランプ部の径がノーマル規格ですので、スーパーオーバーが主流の今は対応できるステムが減る一方です。
ここでは現在手に入るステムの中で、使うに値する物を独断と偏見で選びました(笑
個人的にはこの企画、実はけっこう需要があるような気がしますw
(2010/6/11 2ヶ所追記あり)

For continue using standard steering.



現在ロード用ハンドルバーに使われているのは、クランプの径が31.8mmの「スーパーオーバー」と呼ばれる規格がほとんどです。 ロードレーサーに使用されるこういったオーバーサイズ規格は、基本的にカーボン製品の台頭と共に現れた物ですから、アルミ製を使っている分には25.8~26.0mmのノーマルサイズで十分な剛性と強度があります。
もちろんアルミであってもオーバーサイズの方が剛性は高いことは言うまでもありません。 しかし、実際に両方使ってみて、その差は微々たるものでした。 私は他競技をしていて上半身のウェートトレーニングにも積極的に取り組んでいるので、基本的に一般的な自転車競技者の方より間違いなく上半身の筋肉があります。 その私がもがいて、ノーマルではややヨレる感覚が残るくらいのものです。
ですからアルミ製のバーを使う限り私はノーマルサイズで十分です。 十分どころか、オーバーサイズは上ハンに段差ができてしまうので握りにくいったらありません('A`) そういうことで、ノーマルバーを使うためのステムをここで紹介したいと思います。

まずは今私が使っているOval Conceptsの製品を紹介します。

Oval Concepts R700    Oval Concepts R900

Oval Concepts “R700 RBT Road Stem

Oval Concepts “R900 Carbon RBT Road Stem”
私が使っているのはR700ですが、選手が使っているのはR900の方ですね。 空力に配慮されたステムキャップはOvalの特徴を表しています。
なんと言っても豊富なサイズが実に素晴らしい。 下は50mmから、上は150mmまである時点で驚異的ですが、さらに角度も84゜と73゜の両方を揃えた上で、ノーマルとスーパーオーバーまで完備! このラインナップで「選べない」人はいないでしょう。


次に、ここからは私が次の有力候補に考えているステムです。

Ritchey Design WCS 4axis Ritchey Design “WCS 4axis”
90~120mm
 84゜
これ、本家ウェブでは31.8mm用しか作っていない風になっていますが、本当はまだ生産が続いています。 非常にスタンダード。 一応順当にいけば、次はこれを使おうと思っています。
これに代わるほどスタンダードなステムと言えば、同じくリッチーから“Pro Stem”や、Deda Elementi “Newton 26”などがあります。 Newtonも悪くはないし、むしろ定番中の定番なので、他が全滅だった時はおとなしくNewtonを選ぶのも全くアリです。 私は意外と「普通」が好きだったりします。 ・・・いや、ホントですよ?(´゚д゚`)

Planet X Superlight Team 3d Forged Stem Planet X “Superlight Team 3d Forged Stem”
80~120mm
 84゜
TTフレームなんかで見たことはある・・・そんな程度のメーカーでしたが、なかなかいいですこのステム。 もともとの値段は高いのに、なぜか現在はほとんどのショップで完全・完璧に叩き売られていますw
例えばこの円高の時代だと、たったの1500円くらいで手に入ったりすることも。 送料込みでも3000円程度ですから、別に買ってみたって損もないでしょう?w 日本では取り扱いがないみたいですから、個人輸入じゃないと手に入りませんね。



(2010/6/11 1:13追記)
実は、その3千円でこのステム購入してあったんですが、長らく相手側のショップから音信不通になっていました。 それがやっと連絡が来て、晴れて商品を送ってもらえるはこびとなりました。
その際、なぜこんなにも叩き売りしているのかを聞いてみたところ、「Planet Xでは31.8mmのエアロバーを作るようになって、26.0mmの在庫をキレイサッパリ吐き出したいと思った。」というなんともユニークな答えが返ってきましたw だからって最初120ドル以上で売り出したステムを15ドルで売るかな?という素朴な疑問が(ry
とにかく、このステムがそのうち届くわけです。 実際使ってみなければなかなか断言などできませんが、悪くないステムだと私は思います。 在庫を全部吐いてしまいたいということは、売ってはいるものの、26.0mmについては在庫がなくなり次第販売終了になるということです。 欲しい方はこの機会に買い叩いてみてはいかがですか^ω^



Stelle Azzurra Vice Versa Magnesium Stem     Stelle Azzurra Vice Versa Alloy Stem

Stella Azzurra “Vice Versa Magnesium Stem”
Stella Azzurra “Vice Versa Alloy Stem”
共に90~130mm 
80゜
この素材丸出しでいて手を抜いてない感じ・・・たまんないです(*´ω`) 「安かろう悪かろう」じゃないですけどね、あまりにも安い物っていうのはイメージが悪いです。 もちろん高けれりゃいいというものでもありません。 でもこの時代、価格は価値やクオリティを表す1つのバロメーターであるということも忘れてはいけないこと。
グレード的にはマグネシウムの方が優位で、アルミの方が安いですが、それは別に普通のことですね。 しかし本当かよ!?(´゚д゚`) と思ってしまうのは、マグネシウムの方の重量がこのゴツさで100g切ってるらしいです。 マグネシウム合金ってそんなに軽くできるんでしょうか・・・? 見た目はゴツいけど中はスカスカとか? 若干の香ばしさは漂いますが、私はこのステム好きです。 正直変態を突き進むならこれですねゲホッ
ちなみになぜかマグネシウムの方はウェブに記載がありません。

Tune Geiles Teil Tune “Geiles Teil RR”
60/85/95/110/120/135mm 82゜
このステムすごいんです。 何がすごいって、全然軽くないところが^q^
\天下の軽量厨パメーカーが出したステムがこれだよ!/
もちろん軽くないわけではありませんが、「あのTuneが出したステム」という前フリからはかなり拍子抜けなステータスであることには間違いありません。 しかし、だからと言って悪いのか? 別にそこへ直結するわけではありませんし、むしろいいと言えます。 このステムの素材はアルミですから、カーボンと違って「重量≒剛性」が容易に成り立ちます。 つまり削れば削っただけ軽くなるし、その分肉が落ちて強度が下がるということです。 これだけの重量を残したということは、十分実用になる剛性が確保されている可能性を示唆しているのです。 ・・・とは言っても、コラムクランプの肉なんてあからさまにヤバそうですが^q^
さらに・・・もとい特異なのが、このサイズラインナップ。 意味が分からない飛び飛びのサイズが並んでいます。 ハッキリ言って60-85とか、120-135とか、一気に15mmも違うサイズでどうしろってんだと、本気で商売する気があるのか小一時間問いつめたい気持ちはあります。 しかしこと私個人にとっては60mmや135mmなど用はないのです・・・重要なのは85mmと95mm!(´゚д゚`) つまりこれって、他社ではありえない5mmのステムが手に入るということです。 90mmではやや短い気がするが、100mmはありえない!なんて時にこの95mmのステムを使えば一件落着。 そしてこのメーカーにしてこの重量。 クオリティは折り紙付きだからあとは実用性だけが問題なのです。
特殊だからこそこのステムには活きる道がある。 しかしあくまで困ったときの逃げ道ですから、最初からこれを買うことはないです(笑

ここからは使うつもりはないけど目に留まった物など紹介します。

Syntace F99 Syntace “Force 99 Road”
90~135mm 84゜
通称F99と呼ばれている物です。 特徴はなんと言っても軽さ。 海外の軽量化厨から多くの支持を得ています。
「費用対効果」という考え方がありますが、このステムはまさに投資額に対する効果=どれだけ軽いかがずば抜けています。 例えば軽さという性能を追い求めた時、軽量ステムの王様と言えばax-lightness “Zeus Road stem”でしょう。 1本60g程度しかないとんでもないステムです。 あるいはNordischer Rahmenbauなどはさらにその下を行きます。 しかしどうですか・・・Zeusなんて1本買ったら630ユーロ。 最近暴落傾向にあるユーロの最低値・1€=110円で計算しても約7万円します。 ところがF99は実売8000~1万円程度で手に入ってしまいます。
しかしこれはアルミ製。 軽さはすなわち柔さでもあります。 そのへんは織り込み済みで買う覚悟が必要です。

余談ですが。
ax-lightnessやSchmolkeなど、カーボンに特化した軽量ハンドルメーカーは、ノーマル径のバーしか作っていません。 当然ステムだってノーマル用しかありません。 カーボンのためにできたオーバーサイズを、カーボンの権化みたいなメーカーがこぞって無視するというのはおもしろいもんです。



(2010/6/11 20:43追記)
UL3の画像に別の物を使っていましたので、差し替えました。



Extralite UL3 Extralite “RoadStem UL3”
90~110mm 82゜
軽量パーツ2連続ですが、こいつは相当思い切ってしまったステムです。 もはや説明不要なくらい軽量化に能力を振っているし、実際にも“そういう人”しか手を出すことはないでしょう。
スプーンでしゃくったようななまめかしい切削痕が走り・・・私が渾身の力でハンドルを引いたら一発でもげそうな雰囲気^q^
でもいいじゃないですか・・・アルミで極限までやろうっていうその心意気が全面に表れていて、使わなくても手元に置いておきたいくらいです。

WR Compositi Oversize ClassicWR Compositi “Oversize Classic”
90~150mm 90゜/80゜
なんかウルリヒが使ったこともあるとかいう・・・って、いつの時代のステムやねん!w
作りは至ってシンプル。 アルミ+カーボンです。 今からすると大して軽くもなく、かといってさほど重くもなく・・・。
しかし時代の古いステムなので、5mm刻みでラインナップされているのが長所! これはTuneのステムと同じで、サイズがほしい人にとってはそれだけで他をさしおいて使う理由になります。 モーターバイクのパーツも作っているようで、技術力は高いそうです。 今でも愛用している人がいます。 正直、Tuneが候補に入るのだったらこれも候補に入って然るべきですね。 サイズに困ったら使う可能性があります。

一応、他にも見たいという人のために書いておくと、KCNCPro-Liteなどもそれなりに見れるステムを出しています。 それ以外にもあるにはありますが、ここに挙げたステムをさしおいてまで選ぶような物はないでしょう。


ここまで見てきて、いかに90mmから始まるラインナップが多いか・・・なぜ私がトップチューブを10mm縮めてまで90mmのステムを使いたがったのかおわかりいただけたのではないでしょうか。 8本中、実に5本が90mmを最小として生産されています。 90mm未満のわずが3本のうち1本はあの(笑)Tuneですから、実質2本です。 選ぼうと思ってもたったの2本しかないとは、なんと貧弱な選択肢でしょうか。
26.0mmのバーにこだわりを持って使い続けている方が他にいらっしゃるかどうかは分かりませんが、もしノーマル用のステムが見つからずお悩みになっているなら、この記事を参考に迷ってみて下さい。

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2010/06/10 Thu. 15:20 | trackback: -- | comment: 0edit

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