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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

責任はとってもらう 

第4回カスタムスティック発注完了』 (2017年1月22日)
安定するまでは鞍替え』 (2016年11月27日)

上記2つの過去記事にあるように、昨年から準備を始め、今年に入って実際にWarrior社へカスタムスティックを発注しました。 実は、既に1ヶ月前に商品は届いていましたが、その報告が今になったのには理由があります。 結論は、注文時の仕様を無視して製造された物だったため、クレームを入れて係争中であるということです。

Alpha QX
届けられたスティック。 見た目は普通だが・・・。

冒頭で紹介した記事にも書いたことですが、このスティックは、私が使用する実際の長さに対して 80flex になるように発注しました。 「80flex は純粋に80flex なのではないか?」と感じる方もいるかもしれませんが、それは違います。 スティックに記載されているフレックス表示は相対的なもので、本来は「(メーカーの生産する長さに対して)○○ flex である」という 前置き付きの言葉なのです。 例えば、100cm と 50cm のスティックが売られていて、どちらにも「80flex」と表示されていたら、後者の方がずっと柔らかいということです。

実際に長さの違うスティックといえば、ジュニア用、インターメディエイト用、シニア用でそれぞれ異なりますね。 よって、これらに同じ「80flex」という印字があったとしても、その絶対的な柔らかさは異なり、もしエンドプラグを挿して全てのスティックの長さを同一にしたら、3本全てが同じ「80flex」表示だというのに、硬さがそれぞれ全然違うスティック となります。 これがもう少し小さい規模(だいたい1~2cm程度)で生じるのがメーカー間での差で、例えば、「Bauer と Easton では、同じフレックスでも Bauer の方が硬い」などという風潮が生じる最大の理由がこれです。

私はこうした事情を考慮した上で、まずはWarriorがオプション表に記載している「Custom length」というサービスについて問い合わせをしました。 この項目が、私が上段で指摘した内容を回避するために、指定した長さに対して指定したフレックスになるよう生産するものだとしたら 利用しない手はありません。 しかし、当然ながらそうではない可能性も容易に予測できます。 「Custom length」というのが、ただの「出荷前切断サービス」に過ぎない というケースです。 工場で、Warrior の通常の長さで生産し、出荷前に指定された長さにちょん切って発送 ・・・という可能性はあり得ます。 そうなれば、実際には100flex 以上の硬さになったスティックが届いてしまいます。

flex measuring
簡易測定の様子 やはり届いた物が最も硬かった
計算上、65flex より硬くなることはあり得ない

もったいぶらずに顛末を語りますが、上記質問に対して Warrior は ①「単なる切断サービスではないよ。 ちゃんと、指定された長さに対して指定されたフレックスになるよう生産するよ」と回答。 それを受けて私は ②「54-3/8"(市販品より約15cm短い)に対して80flex になるように」と発注。 その後、届いたスティックがあまりに硬く、即座に ③「これは60"(市販品の長さ)に対して80flex の計算で製造されたのでは?」と問い合わせ。 それに対してWarrior は ④「仕様書通りに作った」と回答。 しかし、実際にはどう考えてもおかしいので、加圧測定などを行って客観的証拠を準備しているところに再び代理店から連絡があり、 ⑤「『仕様書を無視して作った』という報告がきた」ことを告げられました。

ここで私の心象として重要なのは、Warrior が“故意”に仕様を無視して物づくりを行った点です。 仕様を読み落としたり、仕様書の文章を誤認して“失敗してしまった”のではなく、「面倒だったから」という理由で あえて無視し、顧客や代理店に変更を相談や通知せず製造し、そのまま出荷し、その結果顧客から寄せられた確認の連絡に対して「あんたの注文通りだ、何か問題でも?」としらまで切ってみせたわけです。 これはずいぶんな態度だと言わざるを得ません。

現在は代理店を通じて対応を協議してもらっていますが、私としては珍しく、びた一文まけてやるつもりはありません。 通常、ワンオフで物づくりを依頼した際は、例え作り手側の“失敗”だったとしても、半額負担してあげるとか申し出ているのですが、今回のように悪質な経緯がある場合は全く別です。 全部返品(当然、試用のため切断し使用した分も含めて全て)の上、55flex で生産しなおしてもらいます。

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2017/07/23 Sun. 07:04 | trackback: -- | comment: 0edit