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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

健康に配慮した蚊対策 

2020年のオリンピックに向けていよいよ禁煙の波が大きく広がりつつありますが、粉塵や煙といったものは、それが例え木くずだろうと蚊取り線香の煙であろうと、等しく人体に有害であることがわかっています。 性質もさることながら、その程度(量)が問題になってくるのです。

私にとって夏の蚊取り線香は屋外作業に欠かせないアイテムで、対策なしに座り込めば、とたんに10匹以上の蚊にたかられてしまいます。 一方、普通の煙の量では蚊を追い払うのに全く不充分なので、一度に4ヶ所に着火して、もくもくと燻されるようにしながら作業しています。 これでは、いくら蚊取り線香の中に直接的な毒物質が含まれていないと言っても、やりすぎです。 水にだって致死量があるのと同じです。

Nakatomi 75cm big fan


そこで私が購入したのがこちら。 扇の直径が75cmもある巨大な扇風機です。 「ビッグファン」と呼ぶそうです。 蚊は飛行能力が低いので、扇風機の前で飛び続けることはできません。 これはビッグファンに限定した話ではなく、家庭用の扇風機でも同様です。 そこで、私の全身をカバーできる風量の扇風機があれば、蚊取り線香を使わずに蚊よけができると考えました。 この予想は的中し、運転中は蚊にたかられることは一切ありません。 おまけに涼しいので、夏には一石二鳥です。 ただし、扇風機や冷房の風に当たり続けると体の調子がおかしくなるのと全く同じことが起きるので、少し注意が必要です。

ちなみに、ビッグファンの足には木の板を加工して取り付けました。 これを土の上に置く場合、純正品のゴム足では土や苔を傷つけてしまうので、木の板を凸面形に仕上げて取り付けてあります。 販売されているビッグファンの中には、100cmや120cmといったさらに大型の物もあるのですが、私にはこの大きさで充分でした。 身長180cm以上の人は100cmの方がよいかもしれません。

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2017/06/25 Sun. 18:40 | trackback: -- | comment: 0edit

噴霧ノズルの選定 

前回、スプレーイングシステムスジャパン合同会社の販売する噴霧ノズルについて書きました。 (参照:『スプレーイングシステムスジャパンの噴霧ノズル種類について』) つい紹介の順序が逆になってしまいましたが、そもそも私が当該ノズルを選定した理由を書きます。

近年、あまりにも暑すぎる日本列島都市部の酷暑対策として注目されている、「ドライミスト」という装置がありますが、これには高圧をかけるためのポンプが必要です。 ちなみにけっこうお高くて、平気で二桁万円はします。 ドライミストの霧は、肌に触れる前に気化してしまうほど微細であることが求められるので、水道の水圧では不充分なのです。 一方、私が求める結果は「苔(地上)の湿潤」ですから、びちょびちょに濡れてしまっても構わない・・・とはいえ、ポンプを使わずに何十箇所にも霧を発生させることは、水道圧を利用する方針である限り、容易ではないと考えられました。 そんな中、群馬大学の天谷賢児教授が、スプレーイングシステムスジャパンの噴霧ノズルを組み込んだ簡易システムを発表しているのを目にし、直接連絡をとって構成部品等を教えていただきました。

つまり、数ある製品の中から能動的に選定したわけではなく、たまたま使っている人から教えてもらったから、そのまま使ったと いうことになります。 自堕落な経緯に聞こえるかもしれませんが、噴霧ノズルの世界というのものは、まだまだ一般の者に開かれた状態とは言い難いと私には感じられました。 調べても、全然出てこないのです。 各社の主だった商品を一手に取り扱う商社も見つけられませんでしたし、そもそも、多くの会社は 未だ一般の個人を相手に商売を展開しようという“本気の姿勢”をとっていません。 事実、スプレーイングシステムスジャパンに連絡をとる際にも、そう感じました(連絡後はとてもよく対応してもらいました)。


【スプレーチップ・タイプのノズルの選び方】

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スプレーチップだけでは使えない事は明白
これもたいへんわかりにくかった点ですが、片や 樹脂製ノズルはユニット商品であるのに、隣の金属製ノズルは「スプレーチップ」だけが紹介されています。 スプレーチップとは、霧の形成に重要な“穴”が加工された部分のことです。 じゃあ、ボディは? 内部のフィルターは? 同ページに「関連部品は○○ページに掲載しています」といった案内表記は見当たりません。


1 (2)1営業さんにお伺いしたところ、スプレーイングシステムスジャパンが使用する全てのスプレーチップには、左図の関連部品が使用できるそうです。 全部品共通というのは、とても好感がもてます。 私が使用するのは左列の部品で、さらに、一番上のパーツは私の場合は使いません。 よって、オレンジ枠で囲った4つの部品を揃えれば、金属製スプレーチップを「ノズル」に組み上げることができます。

また、その内 最も下に表示されている チップリテーナー は、オス/メスいずれかのノズルボディーに付属品として含まれているため、実際には ①(オス/メスどちらかの)ノズルボディー ②スクリーントレーナー ③スプレーチップ の3つを手配すればよいのです。 (スクリーントレーナーは、水中のゴミに対するフィルターです)

【スプレーチップ・タイプを選ぶメリット】

主に金額の話になります。

〈金属製ノズルは高い〉
樹脂タイプはユニット化されているだけであって、機能は金属タイプと同じです。 樹脂タイプは初期費用が安く、私が購入している物は、約1400円/個 です。 それに対して、金属タイプには ①ステンレス製 と ②真鍮製 の2種類があり、それぞれの素材で統一してオレンジ枠の部品を揃え 1つのノズル・ユニットを組み上げると、①=1万3000円 と ②=3000円 程度の価格になります。 樹脂製を基準に比較すれば、値段は概ね ①→9倍 ②→2倍 となります。 ステンレス製が、お話にならないほど高価だということがわかります。 真鍮製でも2倍ですから、ひと夏限りの使用を考えるのであれば、樹脂製を選定するのがよいでしょう。

〈3倍と10倍があわさって〉
それにしても、ステン製ノズルの高額さは際立っています。 ただし、前段における比較倍率は (1)ボディ (2)フィルター (3)チップ の合計によるものです。 その内訳を確認してみると、(1)ボディ や (2)フィルター はそれぞれ3000円程度に収まっているのに対し、スプレーチップが7000円します。 同じ金属製でも、真鍮の場合は700円とのこと。 つまりこの部品に限ってはステン:真鍮で10倍の価格差! ・・・しかしながら、スプレーチップは微細な加工が求められる精密部品でもありますので、理解もできます。 気になるのは、単純部品であるボディやフィルターでも、真鍮に比べて3倍のコストがかかっていることです。 ステンレスはSUS303を使用しているとのことですから、せめて真鍮の2倍くらいに抑えられればよいのですが。

〈長期的には?〉
一方、私自身は噴霧装置を継続的に・長期的に使用することを予定しています。 その場合、樹脂製ノズルは劣化・破損・精度低下等の心配があります。 なにしろ、ユニット化されているので分解してきれいにすることができません。 これといって抗UV樹脂を使用しているわけではなく、スプレーイングシステムスジャパンにも屋外使用における耐候性データは存在しないそうなので、消費者にとっては完全に未知数です。 金属製ノズルは、むろん素材そのものが高耐久である上に、手入れが可能ですから保安・保管にも向いています。 各部品を別々に購入できるので、長期的に使用すれば樹脂ノズルより低コストに運用できる可能性があります。 (繰り返しになりますが、それについて有意なデータが存在しないため、現時点では判断ができません)。


【私の購入方針】

ひとまず、初年度は全て樹脂製のノズルで揃えます。 耐久性などを確認し、もし問題がなければ、以後も同じ物でよいでしょう。 逆に、3年も経たずに壊れる物が一定数出たら、使えなくなったノズルから 順次金属製へ交換してゆきます。 この時、耐候性・耐錆性の観点から言えば もちろんステンレス製を選びたいのが本音ですが、もし1万3000円のノズルを30個買ったら、それだけで40万円にもなってしまいます。 よって、例えば ボディだけをステンレス製にして、フィルターとチップは真鍮製にすれば、3000+1000+700≒5000円 に抑えることができます。 これは、単なる初期投資費用の多寡だけでなく、部品交換を前提に選定した場合の合理性にも適うと思います。

2017/06/18 Sun. 00:57 | trackback: -- | comment: 0edit

スプレーイングシステムスジャパンの噴霧ノズル種類について 

DSC00806数年前から苔の育成に挑戦しているのですが、今年はその秘密兵器として、庭を湿潤に保つための噴霧装置を導入しました。 既にテストを始めて2週間ほど経過しましたが、その効果はめざましく、たいへん満足しています。
ところで、噴霧装置の核となる噴霧ノズルという物は、たいへん微細な加工が必要とされる精密部品でもあります。 私が現在使用している物は、全てスプレーイングシステムスジャパン合同会社から購入した物で、先日、営業さんがわざわざ訪問してくれました。 その際、カタログ上の表記などを確認できたので、書き留めておきます。

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同じページ中で、紹介順序が左右違うのは 最高にわかりにくい

私が使用しているノズルは、「一流体微細スプレーノズル」に分類されます(カタログPDF)。 この内には、①樹脂製で安価だが、ユニット化されているため分解不可能なモデル と、②金属製で高価だが耐久性に優れ、全分解可能なモデル の2種が存在します。 樹脂製・ステン製 それぞれの系統に、霧の噴出する角度が2種 それに水量多寡で3種 合計10種類くらいのノズルが存在します。

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霧の噴出する角度は、2種類です。 概ね110度の物と、80度の物があります。 前者が「SF」 後者は「SM」表記になります。 噴出する水の量は、多・並・少の3種類があります。 それぞれ SE3>SE2>SE1 の順で1/3ずつ水量が増えます。
角度水量 3種×2種で、普通ならこれだけで6種類になるはずですが、「SM(狭角噴射)」には「SE1(最も少量)」の商品はありません。 よって、実際には5種類となります。 さらに加えると、金属製ノズルでは「SF(広角噴射)」にも「SE1(最も少量)」が存在しないため、こちらは4種類になります。 よって、スプレーイングシステムスジャパンが販売する一流体微細スプレーノズルは、全部で9種類ということになります。
2017/06/11 Sun. 12:49 | trackback: -- | comment: 0edit

槍鉋 

Tasai's mini spear-plane

これは“槍鉋(やりがんな)”という古式の大工道具です。 「鉋」ですから、木の表面を削る道具には違いありませんが、現在一般的に「鉋」と言われて想像する、いわゆる 台鉋 とは形が全然違いますね。
槍鉋はほとんど使われなくなった道具ですから、現在では、お店で売られているのを目にすることはまずありません。 それでもやはり必要だと考え至ったので、新潟の田斎のみ製作所へ注文しました。 田斎さんにお伺いしたところ、実際に、私と同じ立場の顧客から、同じ目的のために槍鉋の注文を受けたことがあるそうです。 それも複数! 少なくとも、私の付き合いのある範囲では、槍鉋を持っているとか、どこぞで使っているのを見たことがあるという方は一人もいません。
私がこの鉋で行うのは、板の一部分だけを削り取る作業です。 構造からして当然ですが、台鉋で同じことをしようとすると、早々に刃が浮いてしまって削ることができなくなります。 そうでない台鉋があるとすれば、反り鉋の類でなければならないでしょう。 その点、槍鉋は使う者の手捌き次第で、ある程度自由に削ることができます。 そのうえ、私が実際に削ることになる木材は、中身がスカスカの ラワンのような超・柔材ですので、刃を斜めに滑らせて切る槍鉋はとても相性がよい道具です。
注文した槍鉋の大きさは、刃長が3寸5分(106mm)、刃幅が8~9分(約22mm)、柄の長さ1尺2寸(約360mm)です。 田斎では「ミニやり鉋」という名前で販売しているとのこと。 槍鉋の砥面は、基本的には柳刃包丁のようになっており、研ぐ際には無段階に角度を変化させて研ぎ上げる必要があります。 近年では、研ぎ面が平面(つまり砥石)に密着する槍鉋も作られているそうですが、実際の鉋がけ作業の手際をを優先するなら、旧来の形の方が望ましいそうです。 私の槍鉋も砥石に密着しないので、研ぐのに感覚的な難しさを感じます。

2017/06/04 Sun. 19:29 | trackback: -- | comment: 0edit