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実用や本質と立場や正義がせめぎ合うブログ

コインは表と裏がくっついてコイン。 表の後ろを裏と呼び、裏の前を表と呼ぶ。 要するにコイン。

パッド入りのも作ってもらおうかな 

Kashima 5 gold copy by Berk

カーボン製品を得意とする、東欧のスポーツ系用品工房・Berk Composites から、注文しておいたサドルが届きました。 カシマサドルのファイブゴールド 7番のカーボンコピーです。 目立つ変更点としては、先端を 25mm 詰めて短くしてあります。 元来が 320g 近くあるファイブゴールドでしたが、この注文を経て、一気に 200g 弱の軽量化ができました。 サドルレールも、原型と同じ競輪用 30mm レールです。

パッドは無し。 滑り止めのために表皮に革張りの仕上げです。 一応、この動画と同じ造りにしてもらったのですが、実物は全くと言ってよいほどしなりません。 工房に確認もしましたが、間違いなく同じように作ってあって、実際のしなり方が異なるのは、サドルその物の形状の問題だそうです。 もっと平べったくて、サイドスカートのないデザインなら、同じようにしなるはずだとのこと。 サイドスカートがあって、エッジがないサドルが私の絶対条件です・・・ 残念ではありますが、現状でもずいぶん満足していますので、このまま使うことにします。

最近の東京の暑さは異常なので、もはや9月半ばを過ぎる頃まで自転車に乗る気はゼロ! 早く使ってみたい気はありますが、出番は当分先のことになりそうです。

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2017/08/13 Sun. 17:17 | trackback: -- | comment: 0edit

スピプクリートを使えば楽ができるね 

10年以上前に販売されていた Vista Integral Pedal Unit という、専用設計のクランクとペダルのセット部品を皆さん覚えているでしょうか。 Zen Crank とか Crank Tip とか、その後それっぽい商品がいくつか世に出ましたが、結局、Vista と同じ構造のペダルは未だ発売されていませんし、いわんや一体型クランクをや・・・ ということです。

ご存知ない方・忘れてしまった方ばかりだと思うので申し上げると、Vista Integral というクランク・ペダルセットは、類まれな設計思想で多くの者をとりこにした一方、アイディアに対してあまりにクソすぎる設計が行われたせいで、Qファクターが 180mm 近くあるという まさにフランスの伝統的物づくりが感じられる自転車部品でした。 専用設計したのに、なぜただの Vista ペダルよりも Qファクターが広がるのか、これがわからない。 ちなみに当たり前ですが、Vista 社はとっくに倒産し跡形もありません。

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そこで、CADが使えるようになった今、こうして検証してみました。 ペダルのためのベアリングは、内径 25mm、幅 9mm です。 文字通り机上の計算ではあるわけですが、これで Qファクターは146mm。 きちんと設計しさえすれば、一般的なクランクと変わらない Qファクターで、偏心ペダルを楽しむことができるという確信が持てました。 今年はスケートの研磨機を作るのに投資をしているので無理ですが、来年はぜひこれを作りたいと考えています。

私の考える Vista 的偏心ペダルの優位点というのは、短いクランクの小さいペダル円軌道を変えずに、より遠い踏点を得られることにあります。 165mm の円軌道のまま、180mm のクランクと同じ踏点距離が得られるのだとすれば、これは低身長ライダーにとって素晴らしい選択肢になり得るのではないでしょうか。 なるかならんのか、それはやってみなければわからない。 試してみるしかない。

2017/07/16 Sun. 19:41 | trackback: -- | comment: 4edit

どうせ無意味なら、いっそ金の斧がほしい 

DT Swiss * β titanium nut and shaft
いつだったか、秋葉原のラモーンバイクで、DT SwissのスキュワーであるRWSを購入しました。 私はシンプルな形が好きなので、ロード用ではなくクロス用の方です。 なぜラモーンバイクで購入かというと、日本特殊螺旋工業βチタニウム製シャフトを、オプションで用意して販売しているのがこのお店だからです。 全国唯一というわけではありませんが、できるだけ地元のお店を利用しようではないか、という心づもりでした。 色はマジョーラカラーです。 ・・・と言っても、むろん、取り付けてしまえば全く見えなくなってしまう部品です。
RWS' genuine nuts実は、ラモーンバイクでお買い物を済ませる前に、インターネットの海をさまよっていて、ある画像が目にとまりました。 それは、RWSのハンドルに付いている赤いナットだけを取り外した写真でした。 ちょうど、左の画像のような。 (これは私のRWSから取り外した物です) それは中国のパクリサイトが画像検索に引っかかったのでしたが、「ここ取り外せるんだ!」とピンときた私は、ラモーンバイクでRWSを受け取る際に、「このナットもβチタニウムで作れませんか?」と掛け合いました。
ラモーンバイクでも、既に企画としてβチタニウム側に同様のアイディアを伝えたことはあったようなのですが、実際の注文がないことから放置しているとのことで、私が注文主になれば、比較的速やかな着手も可能ではないかという返事をいただきました。 そのままラモーンバイクを通じて注文してもよかったのですが、諸事情を考慮して、twitter等でお付き合いのある大阪・天王寺のBicycle Studio Movementから注文することにしました。 ラモーンバイクとMovement同士でも連絡をとってもらい、最終的に完成して届いた物が、トップ画像のRWSになります。 私は斯様な経緯があったために、1月下旬~5月中旬の約4ヶ月弱待ちましたが、寸法等が既に確定されている現在であれば、そもそもMovementでは在庫品を購入できる可能性もありますし、特注する場合でも納期は半分以下で収まるのではないでしょうか。
私がナット用に選んだのは、DLCコーティングという仕上げです。 チタンの素地色では黒を表現することはできません。 自転車はなるべく黒系で地味に統一する主義なので・・・。
シャフトはいざ知らず、ナットは、別にβチタニウムである必要は全くありません。 色を変えたかっただけなので。 多分、町工場とかにアルミなどの別素材で投げれば、場合によっては半額以下で制作できるのでは? でも、お世辞にもそれほど華やかであったり、メインストリームだったり、技術屋として一級の要求ばかりに晒されるわけではない 自転車という世界を馬鹿にせず、自身の高品質な技術を、ある種無駄に突っ込むような仕事に嫌な顔もせず付き合ってくれる ・・・もっと言うと、自分から割って入ってきて楽しそうにやってくれる。 それが、昨今自転車界隈でβチタニウムが愛される理由の1つじゃないでしょうか。 ブランドって、そうやってできるものだと思います。

2017/05/28 Sun. 21:17 | trackback: -- | comment: 0edit

riivoとSimmons 


Simmons and riivo
Simmons and riivoSimmons and riivo

私がSimmonsを作ったところから、riivoでフルオーダーシューズを注文なさった方がいます。 それをわざわざ見せに来てくれました。 どちらもミッドフットクリートポジションが可能なよう製作されています。
私自身、Simmonsと最後まで迷ったのがriivoでした。 型取り理念の一致などからSimmonsを選びましたが、こうしてriivoも素晴らしくできあがっているのを見ると、どちらで注文しても間違いなかったなと感じます。
Bont的デザインで制作される、昨今の一般的なカーボンソール・カスタムオーダーシューズは、どうしても吊った革を隠す場所がなく、比較的見えにくい靴底まで寄せて単純に接着して終わらせるほかに方法がありません。 これを一般的な人が見ると、「仕上げが汚い」と感じてしまいます。 仕方ないことなんですけどね。 その点、riivoの靴は二層構造になっており、その間にアッパーの革を吊り込み入れて隠すことによって、市販品の靴に全く見劣りしない 上品な見た目に仕上げています。

2017/03/05 Sun. 12:40 | trackback: -- | comment: 0edit

サムネ機能の有効活用(試み 

DT Swiss RWS with tatanium shaft
写真の説明DEATH☆
FC2ブログで、写真をサムネで表示して、その下にそれぞれ説明文を添えることができれば最高だなと思ってました。
Wordの表機能を利用することを思いついて、試験的にやってみました。
こうしておけばメンテナンス作業をまとめる時などもサムネである程度文章を構成することができます。

ちなみに今回サムネに使用したのは、先日購入してきたDT SwissのRWSです。
秋葉原の自転車店で日本特殊螺旋工業へ特注しているβチタニウムシャフトに交換してある物ですが、DT Swissの赤の差し色が私の自転車には全く合わないので、この部分も交換する計画でいます。


2017/02/05 Sun. 00:42 | trackback: -- | comment: 1edit

規格変更成って万障失せる 

今年最後の更新になるでしょうか。
お店に預けていたアマンダが、PF30→T47のコンバート作業を終えて戻ってまいりました。


Enduro T47 BB

このアマンダは、製作当初からBBの具合が悪く、早々に新しいフレームを作りたいとさえ思っていたものです。 “悪い”というのも当然で、アマンダの千葉さんは、PF30の内径に合うフェーシング用刃物を持っていないのに私の注文を引き受けてしまったのです。
いくらプレスフィットとはいえ、火入れで歪んだBBシェルには挿入することすら困難です。 私はお世話になっているお店に持ち込んでフェーシング作業をしてもらいましたが、当時は内径46mmの純正刃物がなくて、結果としてうまく削れませんでした。
それ以来、このアマンダのBBはセラミック球の物でないと渋すぎて回らないという程度の、私の主観からするとかなり嫌悪感のある状態のまま放置せざるを得ませんでした。

今回の作業は、第一義には、より互換性と展望のあるBB規格へ変更するのが目的でしたが、裏に隠れた下らない理由としては、BBにリーミング・フェーシング・タッピングの作業を施すことで副次的にBBがマトモな状態になるのではないかという期待がありました。 そして見事成就したと言えます。

左に比べて右に若干の渋みが感じられるのはやや気になりますが、許容できる範囲です。
このBBに使われているのは普通鋼球(非セラミック)ですが、きちんと円滑に働いています。 軸を挿してみたところ、若干渋いのではないかと感じたのですが、「最近のBBはだいたいこんなもんか」というのを思い出しました。 実際、クランクを付けてみるとスルスル回りますし、問題ありません。


いやぁ、これで気持ちよく年を越せますし、なんなら年明けからもっと気持ちよくこの自転車に乗ることができるというものです。 作業をしてくださった店員さんにも感謝。 T47を形にした発起人たちにも感謝。
2016/12/25 Sun. 19:38 | trackback: -- | comment: 0edit

T47用BBタップ 

Paragon T47 BB shell and tap

Paragon Machine Works
からM47×1mmのタップを購入しました。 色々あって決断が遅くなってしまいましたね・・・。
M47というネジ径は、汎用規格に存在しません。 M45の次はM48になってしまいます。 従って、2016年の現状ではParagonから購入するほかT47用のタップは手に入らないと言えます。 ParkやSilvaでさえ、未だ製造していません。
お値段は300ドルでした。 輸送費がUSPSで60ドル弱。 やたらと安かったので、M47規格で68mm幅のスチール製BBシェルも同時購入してしまいました(15ドル弱)。

2016/12/04 Sun. 14:22 | trackback: -- | comment: 0edit

Simmons Racingの靴で幸せになった話 第2回 

Simmons Mojo『Simmons Racing(ry』と題しておきながら、さりとてこの記事ではなぜカスタムオーダーという選択肢が重用されるのかについて主に書きたいと思います。

The strong point of Simmons Racing and general thinking about why custom ordering is still being great choice nowadays.


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2016/11/13 Sun. 00:45 | trackback: -- | comment: 1edit

Simmons Racingの靴で幸せになった話 第3回 

今日は型取りについて書きます。 (第3回ということになっていますが事情を考慮して先に投稿します)
あえて言おう・・・カスタムオーダーは型取りが全てだと!!

Input your thinking into the foot mold.

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2016/10/30 Sun. 15:44 | trackback: -- | comment: 0edit

Simmons Racingの靴で幸せになった話 第1回 

Simmons Mojo

エイサップ→Sierraと2軒続けて最悪のシューメーカーにあたってしまった私でしたが、苦節の末に、こうして Simmons Racing という最高の職人と出会うことができて 感無量です。

The best cycling shoes for me, Simmons Racing has arrived!

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2016/10/27 Thu. 18:56 | trackback: -- | comment: 0edit